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「1286円」英EU離脱後の株下落 (数字が語る2016年) 2度舞ったブラックスワン

2016年12月20日 22時18分45秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO10718590V11C16A2920M00/?nbm=DGXLASGD16H86_Z11C16A2920M00

「1286円」英EU離脱後の株下落 (数字が語る2016年)
2度舞ったブラックスワン
2016/12/16 2:00日本経済新聞 電子版

 2016年6月24日、株式市場の歴史に新たな一ページが加わった。

 日経平均株価の下落幅1286円安=史上8位、東証1部の下落銘柄1954銘柄=過去最高、日経平均の日中値幅1525円=史上10位。

 記録ずくめとなったこの日。東京の投資家の目は英国の国民投票の開票速報にくぎ付けだった。事前予想に反し欧州連合(EU)離脱派の勝利が伝わるや、まさにつるべ落としに。「ブラックスワン」(実現可能性は小さいが実現すると影響が大きい出来事)が舞い降りた瞬間だった。

 50年以上、株式市場に身を置く岡三オンライン証券の伊藤嘉洋氏はバブル崩壊を思い出していた。「海外勢主導の暴力的な先物の下げと国内勢の投げ。あの頃以来だ」。日経平均下落幅10位の半分を1990年代初めのバブル崩壊が占める。株価水準が高い当時に肩を並べてのランクインが「ブレグジット」の衝撃を示す。下落率(7.9%)でも歴代9位だ。

 「100年に1度」のはずのブラックスワン。今年はわずか約140日後、再び舞い戻る。11月8日の米大統領選でトランプ氏勝利が濃厚になると、またもや時差上、矢面に立たされた東京市場で9日の日経平均は919円下落した。下げ幅自体は歴代25番目程度。だが、今度のブラックスワンには続きがあった。

 「トランプ相場」の始まりだ。翌10日に株価は1092円リバウンドし、上昇幅で歴代13位に入る。「政治イベントでの負のショックはあり得るが、続く上げ方向のブラックスワンは初めて」(JPモルガン・アセット・マネジメントの重見吉徳氏)と、プロも驚いた。

 実は今年は歴代14位の上昇幅(1069円高)もあった。2月15日、ドイツ銀行が発行した債券の利払い遅延懸念が後退、年明け以降の世界株安不安が薄れた。日経平均が1年で2回、1000円超上げるのは24年ぶりだ。

 繰り返す上げと下げの大波。背後には、どちら方向でも値ざやだけを狙う機械的取引の存在がある。イベントのヘッドライン(見出し)に脊髄反射し、瞬時に注文を繰り出すコンピューターの自動取引は短期的な相場の動きを増幅する。今や東証全体の取引の約半分をこうした取引が占める。

 1日で日経平均が5%以上、動いた日は今年既に6日。1949年の算出以来の平均1.3回を大きく上回り、過去68年でもリーマン・ショックの08年に次ぐ2番目の水準だ。上げ下げがセットの「トランポリン相場」に投資家は惑う。元証券マンの個人投資家、中川祐治氏は米大統領選時のオプション取引で選挙直後の急落、その後の急騰それぞれで読みを外し「往復びんた状態」に陥った。

 そして2017年。10年前はサブプライム危機、20年前はアジア通貨危機、そして30年前はブラックマンデーと危機が巡る年回りだ。みずほ総合研究所の高田創氏は「10年サイクル7の年のジンクス」を警戒する。「火種はまず新興国の通貨不安、次に欧州の金融・政治不安にある」。再び欧州からブラックスワンが飛来するのか。3月オランダ総選挙、4~5月フランスの大統領選と続き、秋にはドイツ議会選挙が待つ。
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