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「成熟市場」アルカリ乾電池で攻める FDK

2017年04月25日 19時27分09秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ25HCR_V20C17A4000000/?dg=1

「成熟市場」アルカリ乾電池で攻める FDK
2017/4/25 16:21日本経済新聞 電子版

 乾電池の名門、FDKが成長に向けて動き出した。半世紀の歴史があるアルカリ乾電池事業について、製造子会社を本体に統合する方針を固め、同子会社に一部出資するソニーと三菱電機に伝えたことが24日、分かった。電子部品と電池を中核にしてきたFDK。成熟市場とみられがちなアルカリ乾電池だが、エネルギー関連事業を強化する好機とみて事業モデルを変えようとしている。

FDKが製造・販売する富士通ブランドのアルカリ乾電池

 富士通が発行済み株式の72.46%を保有するFDKは、1950年に東京電気化学工業として創業。72年に富士通グループ入りした。乾電池や磁性材料を用いた電子部品などを主力とし、2010年に三洋電機から「エネループ」で知られるニッケル水素電池など電池事業2社を買収し電池の品ぞろえを強化した。

 今年で量産開始から50年となるアルカリ乾電池では、富士通ブランドの乾電池を販売するほか、国内外の企業にOEM(相手先ブランドによる生産)で供給しており、生産シェアは国内でトップクラス。FDKは製造子会社であるFDKエナジー(静岡県湖西市)を統合する方針を固めた。発行済み株式の8%を持つソニーと4%を持つ三菱電機の合意を得た上で統合する。

 アルカリ乾電池は国内で安定した需要が見込めるうえ、海外では成長の余地がある。国内の乾電池市場は縮小が一段落し、ここ数年はアルカリ乾電池の販売金額が年間500億円前後で推移している。

 一方、海外では新興国を中心に安価なマンガン乾電池から長寿命なアルカリ乾電池への移行が進むとみられている。世界の大手乾電池メーカーが外部調達を増やす動きも出てきた。FDKは本体に統合し、経営判断のスピードを速めて事業拡大を狙う。

 電池を中核とするエネルギー関連企業に転身する意味合いもある。FDKはニッケル水素電池を製造する子会社のFDKトワイセル(群馬県高崎市)を14年に、リチウム電池を製造するFDK鳥取(鳥取県岩美町)を16年に相次ぎ吸収した。新たにアルカリ乾電池のFDKエナジーを本体に取り込み、消費者向けや企業向けの各種電池、産業用蓄電システム、電源モジュールなどのエネルギー関連事業に注力する方針だ。

 エネルギー関連事業で攻勢に出る一方で、フェライトやコイルといった電子部品や、液晶パネル向けモジュール組み立ての事業については17年3月期に24億円の減損損失を計上することを13日に発表済み。固定費を圧縮して利益を出しやすい事業構造するためだ。

 スマートフォン(スマホ)向けや自動車向けで成長が見込まれる電子部品については、拡大のために他社との事業提携や外部からの出資受け入れなどの可能性も検討する。

(竹居智久)
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