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旭硝子、医薬世界展開へ埋めた穴 欧バイオ企業買収

2016年12月20日 17時36分39秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HXO_Q6A221C1000000/?dg=1&nf=1

旭硝子、医薬世界展開へ埋めた穴 欧バイオ企業買収
2016/12/20 17:20日本経済新聞 電子版

 旭硝子は20日、欧州でバイオ医薬品の開発や製造を受託するCMCバイオロジックス(デンマーク)を買収すると発表した。ガラス世界最大手の旭硝子だが、バイオ医薬品の製造で国内有数の企業であることはあまり知られていない。600億円という大型買収で、足りなかった「海外拠点」と「動物細胞」を獲得し海外市場を開拓する。

 CMC社は動物細胞などをもとにバイオ医薬品を開発し、商業生産も受託する。デンマークのほか米国にも2カ所の生産拠点がある。直近の売上高は100億円程度。旭硝子の島村琢哉社長はCMCの買収で「いよいよ海外展開への機が熟した」と強調する。

 旭硝子は1985年にバイオ医薬品の研究を始め、2000年には微生物を使った製造受託にも乗り出した。千葉工場(千葉県市原市)に4500リットルの培養設備をもち、商業生産できる国内で数少ない企業の1つだ。

 世界の医薬品開発は従来の低分子薬から微生物や細胞を使ったバイオ薬へのシフトが進み、製造受託ビジネスも拡大を続ける。旭硝子は15年に約5000億円だった世界市場が25年には約2.5倍になるとみる。

 だがその市場の8割は欧米が占めるため、海外拠点が必要だった。そこで旭硝子はまず8月にドイツのバイオ企業を買収した。米国にも拠点があるCMC社の買収で「ワールドワイドに展開できるようになる」(島村社長)。

 それだけではない。CMC社は動物細胞を使ったバイオ医薬品の製造に強みがある。旭硝子が手掛ける微生物のタイプよりも高分子のたんぱく質ができやすく、市場の成長性も高い。根本正生化学品カンパニープレジデントは「動物細胞の拡充は積年の願いだった」と語る。

 現在、旭硝子のバイオ医薬品の製造受託事業の売上高は数十億円だが25年には600億円に引き上げて「新薬の開発製造受託で25年までに世界ナンバー1になる」(根本氏)考えだ。主力のガラスの陰に隠れがちだったバイオ事業を将来の成長の柱とできるか。買収後の相乗効果をどう引き出すかが課題となる。

(古川慶一)
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