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居酒屋、「1人2000円」の攻防 焼き鳥1本120円/低価格業態にシフト

2016年10月12日 06時07分47秒 | 市場動向チェックメモ
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO08244120R11C16A0TI5000/?dg=1

居酒屋、「1人2000円」の攻防
焼き鳥1本120円/低価格業態にシフト
2016/10/12 0:06日本経済新聞 電子版

 居酒屋大手が低価格業態へのシフトを強めている。「塚田農場」を手掛けるエー・ピーカンパニーは客単価が2千円程度の新業態の展開を開始。ワタミは今期、既存の居酒屋約80店を低価格の焼鳥店などに転換する。幅広いメニューを扱う総合居酒屋が苦戦する中、客単価が2千円を下回る「鳥貴族」が業績好調を維持している。各社は値ごろ感を前面に、節約志向を強める消費者を取り込む狙いだ。

エー・ピーカンパニーは低価格帯の焼き鳥店を多店舗化する(神奈川県川崎市に開いたやきとりスタンダードの1号店)

 エー・ピーカンパニーは立ち飲み中心の「やきとりスタンド」と座席の多い「やきとりスタンダード」の2つの新業態を出店する。主に駅前や繁華街に出店し、「塚田農場」の中で不振な郊外店約20店も業態転換する。神奈川県に5日、やきとりスタンダードの1号店を出し、3年で首都圏を中心に100店、5年をメドに全国に300店まで増やす計画だ。

 新業態では焼き鳥1本あたりを税別120円から提供。客単価は塚田農場より千円以上低い2300円を想定する。焼き鳥を除くサイドメニューなどの品数が塚田農場より4割減る上、焼き鳥は作り置きが可能なため店舗運営が容易になるメリットもあるという。

 ワタミは6月、居酒屋「和民」「わたみん家」の大量転換に乗り出した。10月末までに76店を焼き鳥や空揚げの新業態「三代目鳥メロ」「ミライザカ」に切り替える。高品質の銘柄鶏と格安ドリンクを組み合わせて値ごろ感を出す。客単価は2500円程度を見込む。

 居酒屋業界では、メニューの幅は広いが割高なイメージのある「総合居酒屋」が苦戦している。日本フードサービス協会によると「パブレストラン/居酒屋」の全店売上高は18カ月連続前年割れ。客単価は15カ月連続で前年実績を下回り、消費者の節約志向が居酒屋の収益を押し下げている。

 一方で成長を続けるのが国産鶏の焼き鳥などを税別280円均一で提供する鳥貴族だ。2016年7月期の直営の既存店売上高は前期比7.6%増。現在の店舗数は約500店で5年後の1千店達成へ拡大を続ける。

 他の居酒屋大手も低価格業態に力を入れている。最大手のモンテローザは焼き鳥がメーンで客単価が1800~1900円の「豊後高田どり酒場」を多店舗化。コロワイドも客単価2000円前後の「やきとりセンター」を約30店展開する。各社は「何でもある」総合型より焼き鳥などに特化した専門業態に商機を見いだしている。

 投資家も低価格の専門業態に注目する。客単価が2400円程度の串カツ専門店「串カツ田中」の株価は、9月14日の上場から約1カ月で公開価格の約2倍の7600円程度まで上昇した。

 「家飲み」や「ちょい飲み」の広がりで、高品質・高単価で収益を上げていた企業は苦戦を強いられている。顧客獲得へ単に価格を下げるのではなく、店舗運営を効率化できる専門業態へ転換する動きが、今後さらに増えてくる可能性もある。
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