日記

楽しい行動を書きとめる

平成25年11月ボランティア活動

2013-11-23 | 日記
◆「山門水源の森」でのササユリの播種と桧の食害対策 (11月12日)
レイカ大米原校32期地文OBでは毎年、年2回(春と秋)、長浜市西浅井町の北端に位置する「山門水源の森」で森の保全活動を実施しています。
今回、あいにくの雨の中、、ササユリの播種と桧を鹿の食害から守るための作業を実施しました。ササユリの播種については、レ大OB10名、地元・西浅井中学生と大阪等からの一般参加者、総計約80名で実施しました。
最初、「森の楽舎」でF先生から説明を受け、グル-プ分けをして森に入りました。

<森の楽舎>                   <説明>                  <グル-プ分け>
  

レ大OBは尾根コ-スの3ケ所で種まきをしました。必ず採種した場所に同じ種をまきます。

<種まき作業>
 
 

全員で約八千粒の種子をまきました。

<以前にまき発芽したササユリの目印>      <食害防止用金網>
 

播種作業は午前中に終了しました。午後からはレ大OBのみで鹿の食害から桧を守る作業を実施しました。
鹿からの食害対策としては、桧の下部から1.5m程ナイロンテ-プを巻きます。

<テ-プの巻き方説明>


<テ-プ巻き作業>
 

150本程の桧にテ-プを巻きました。

<食害の桧>                 <食害対策済みの桧>
 

参加者全員で記念撮影をしました。また、翌日の中日新聞にも活動が掲載されました。

<参加者全員での記念写真>                               <中日新聞掲載記事>
 

ササユリの播種作業はこれで2回目になります。開花までにはまだまだ年月がかかります。発芽に2年、開花に7年と言われています。体力の続く限り、今後も取り組んで行きたいと思っています。


◆「ドコモ近江奥島の森」森林整備活動 (11月23日)
近江八幡市沖島町にある「ドコモ近江奥島の森」の森林整備ボランティア活動に参加しました。
この森林整備事業は「NPO法人・自然と緑」を実施主体とし、NTTドコモが協力しているものです。
当日、参加者はドコモ社員、OB、家族、自然と緑のスタッフ等、約50名の参加者がありました。 
10時30分、開会のあいさつ、及び作業内容の説明があり、5斑体制で、一斑が観察路の補修、2~5斑でウラジロ刈りを実施しました。

<ドコモの森入り口>             <奥島山国有林>            <作業説明>
  

私達OBはウラジロ刈りを行いました。現在、この地では、シダ植物のウラジロが繁殖しています。お正月の鏡餅などの飾りにするもので、子孫繁栄、おめでたいものとされています。しかし、このウラジロが山を独占すると、太陽を遮り、他の下草は生育することができません。そのためウラジロを除去し、光が入ると木々等の生育が盛んになり、多様性豊かな生態系を作り出すこととなります。

<一面繁殖したウラジロ>
 

<ウラジロ刈り作業>
 

<作業後の森>                         <森からびわ湖を眺望>    
 

12時、午前の作業を終了、紅葉が美しい、清々しい青空の下で昼食をとりました。

<昼食>                 <紅葉>
 

参加者全員で記念撮影をしました。

<全員での記念写真>                      <子供達のクラフト作品>
 

午後からも引き続きウラジロ刈り作業を行い、3時に終了しました。今年で「ドコモの森保全活動」も10年になるだそうです。

<閉会>                            <10周年メモリアル>
 

気持の良い晴天の中で、体を動かすことは良いものです。
ウラジロ刈りという地道な作業でしたが、自然環境の改善に少しでも役にたてれば幸いと思っています。