風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「花模様の床の土足・立ち入り解禁。毛糸ネットも集結=あいちトリエンナーレ閉幕までわずか」

2016-10-18 13:00:57 | アート・文化







      

      

まず、花模様の床を撮った1枚目と2枚目の写真を見比べてください。人影が入った2枚目は色褪せ、ボケてるようでね。でも、カメラや僕の腕のせいではありません。

閉幕(10月23日)までわずかとなった現代美術・芸術の国際展「あいちトリエンナーレ2016」。メーン会場である名古屋・栄の愛知芸術文化センター(愛知県美術館)を訪ねると、人気を集めた花模様の床は土足が解禁され、立ち入りも自由に。また3市の会場で試みられた毛糸のアート「ネットプロジェクト」の作品が、3~4枚目の写真のように2階のベランダへ集結するなど、フィナーレらしい企画に出会えました。

花模様の床は大巻伸嗣の作品。50㌢四方のフェルトに日本画の顔料で花や鳥を描き、美術館10階の約450平方㍍の部屋の床に敷き詰められています。
ここは土足禁止・立ち入り禁止の部屋でした。脱いだ靴を手にして、端に並んだ飛び石を渡って遠くから鑑賞する仕組みになっていたのです。1枚目の写真はその様子です。

それが、フィナーレの2週間は土足が解禁、しかも自由に歩き回れるようになっているのです。それが2枚目の写真。
美しかった絵も、踏みつけられることで、絵の具が剥がれ、色褪せてきます。こうした過程や時間の経過と変化。「それらをひっくるめて、作品として見ていただきたいのです」と会場のガイドさん。
宴の跡というか、何事にも終わりがある。しかし、それは再生への始まりでもある――ということでしょうか。

毛糸の「ネットプロジェクト」は、ブラジルの作家ジョアン・モデの作品。
名古屋市美術館や豊橋市、岡崎市の会場で企画され、立木などをつないだロープに、会場を訪れた人々が赤や黄色、青、緑などの毛糸を切り取って結びつけました。
「おみくじみたい」「風に揺れる様子が素敵」。どの会場でも親子連れや若者たち、そして白髪の男女も楽しそうに毛糸を結び、ネットは日に日に形や色も変化してきました。

2階のベランダで1つになった3会場のネット。誓い、願い、夢、祈り、目標、希望・・・・さまざまな思いを込めた色とりどりの毛糸アートが、さわやかな秋の風に舞っています。


靴のまま、中へも入れます


豊橋市PLAT会場にあったネット


名古屋市美術館会場にあったネット




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