「醗酵」するアートたち


2009年7月開催の風倉匠作品展「醗酵」のこといろいろを、
共星の里スタッフが徒然なるままに綴ります。

うれしい醗酵菌たち。

2009-09-09 20:07:39 | 日記


先日(09.9/4アップ分)でご紹介した、青い箱の作品の部屋は、
「工作室」と名付けられています。
この部屋には「風倉匠さんへのメッセージ」ということで、メッセージコーナーが設けられていて、
日々たくさんの方が自由に感想など書き込んで下さっています。
それぞれに読ませて頂くととても楽しく、そしてうれしく感じます。

そこでこないだ目に留まったのは、こんなメッセージ。

「風倉さん、元気でなによりです。」

~~~~~!!!
私は思わず目頭が熱くなる思いでした。うれしいじゃあないですか~!この言葉!!

私もよく亡くなった人や死んだペットに対して心の中で使う言葉です。「元気かな~」っと。
それは、死んだんだけど「生きてる」も同然で、(少なくともその瞬間は)その場所がたまたま自分の「心の中」であるというだけ。
そんなふうにとらえている私にとって、とても親しみの湧くメッセージでした。

これは本当に、そこ居るかのような風倉さんに向けられたメッセージ。
たぶん生前親しかった方だろうと思われますが、その方がここにそう記して下さった事、スタッフは本当にうれしく思ってます。

風倉さんの奥様が展示の始まりに言ってくださったという
「風倉さんが居るみたい」と同じくらい本当にうれしい事です。

しかし、風倉匠さんをご存知の方も、まったく知らなかった方も、
それぞれに残してくださっているこのメッセージは全て

まさに「宝物」。

「風倉匠の宝箱」のタイトルでワークショップが行われ楽しい体験をさせてもらいましたが、
そのお手本となった「青い箱の作品」の部屋では、その後も「宝物」増殖中!

ということで、
ご来館の際には、ここもぜひひとつ一つ読んでみてくださいね。


そしてもちろん、あなたの言葉も残していってください。


ここに「菌」を植え付けるように。





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