「醗酵」するアートたち


2009年7月開催の風倉匠作品展「醗酵」のこといろいろを、
共星の里スタッフが徒然なるままに綴ります。

表現世界の4原色。

2009-08-08 00:34:04 | 日記


お預かりした数々の作品の中で、とても大きいものが有りましたので、
教室で開いてみると、
4つの色の美しいグラデーションが現れました。

印刷でいうところの4原色、
青  C(シアン)
赤 M(マゼンタ)
黄 Y(イエロー)
黒 K(ブラック)
の4つ。

印刷の世界では、このたった4色のインクを使い、
大小様々な「点(ドット)」の組合わせと重なりで
写真やイラスト、全ての色・形が表現されます。
100から0%までそれぞれの色のパーセントを変えることで無数の組合わせが出来ますよね。
(仕事上当たり前の事となってしまったこの事実を、初めて知った時の「ウソっ!?」と
 思った衝撃を今でもよく覚えてます。)

その4原色の「100~0%」のグラデーションが丁寧に描かれたこの大きな作品を、
共星でお馴染みの大きな電球の作品と、ステージでコラボさせることに。



休憩タイムもつかの間、KAZUさんとよしえチャンのコンビでちゃっちゃと設置作業は進む。



時々笑いながらね。




4色とも見える角度、ちょっと斜めから眺めるのがオモシロイかもです。
お食事のみのご利用の方も楽しめるレストラン(元講堂)の展示です。
美術館からご入館の場合、一番最後の展示になりますが
このブログではなぜか一番最初のご紹介となりました。



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