脳を鍛える大人のDSトレーニング BLOG展覧会場

東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修
脳を鍛える大人のDSトレーニングの展覧会場

BLOG画家募集

2006年01月01日 | 教授なニュース

既に本館とは別の客層にまで波及しておるようなので
改めて館長の私からご挨拶を。
当BLOGは、ニンテンドーDSで発売中の
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」で出題される
お絵描きの回答を、BLOGの特性でもあるトラックバック機能を使って
一堂に集めてみようという壮大な企画である。

面白そう、参加してみるかという方は
本記事宛にトラックバックしていただければ、
私の勝手な寸評を添えて当BLOG内で紹介させていただく。
なお、現在予想を超える数の作品が寄せられており、
掲載までに多少お時間をいただく場合もあるので
その点のみご理解いただきたい。

【追記】

多数のアクセスをいただいたのは嬉しいのだが、
スパム系のトラックバックが増えてきてしまった。
総合ベスト10入りも密かに狙っていたのだが、
当BLOGは「荒れないこと」を最重要視したいので
ランキング登録からは外させていただいた。

          館長:忍



*6月5日:豆しば殿の許可をいただいたので忍の素顔(想像)を公開。
*6月7日:なおぽ殿に当BLOGのオリジナルデザインを作成していただいた。
*6月8日:開設6日にして10,000pv、6,000ipを達成した。
     参加していただいた方々には厚くお礼を申し上げる。
*6月8日:gooブログランキング24位にランクイン。
*6月9日:gooブログランキング19位にランクイン。
*6月10日:gooブログランキング15位にランクイン。
*6月20日:多忙につき更新休止中。しばしお待ちを。

展覧会場:その3

2005年07月01日 | 応募作品


展覧会3回目のトップはひらら殿
あまりのレベルの高さに、思わず8枚掲載させていただいた。
教授の出したお題をしっかり守りつつ、
遊び心もふんだんに盛り込まれた作品の数々は見事と言うしかない。
タッチペンでもここまで出来るのだ。
「ラリーX(F1)」と「グラディウス(モアイ)」は特に秀逸。
猫などまるで生きているかのようではないか。
掲載しきれなかった多数の作品を見たい方は是非ひらら殿のBLOGへ。



↑であれだけの画力を見せつけられた後に紹介される方は不運である。
せっかく参加していただいた方の好意を踏みにじりかねない。
よって、豆腐殿をぶつけることでワンクッション置くことにする。
技術に対抗するにはアイディア、
任天堂好きな豆腐殿らしいアプローチではないか。
新幹線、F1まではわかるが、最後のは完全にお題がわからない。なんだ。



続いておにぎり先生殿
アンテナだけで耳がないため
痩せたブースカのように見えるがキリンである。
教授的には「ポイントは首と模様」らしいので合格ということになろうか。



続いてkotarou-1027殿
念のため説明しておくとモナリザ、モアイ、考える人である。
盗み食いを父親(モアイ)に見つかった弟(考える人)と
二人のやり取りを微笑んでみている姉(モナリザ)という図式か。
生身のお題はひとつも無いはずなのだが・・・




続いてアスミン殿
お題の再現度はいたってノーマルであり、
「モアイ=コナミのアレ」というのも定番なのだが、
判子のデザインが素晴らしい。
なるほど、こういう判子もアリかも知れんな。
私も「忍」の文字を判子にしたのだが、潰れて読めんかった。




続いて上國殿

「ココ」とか文字を入れるのは私もよくやる手なのだが、
上國殿の場合は「ココ」が「どこ」を指しているのか
今ひとつよく分からないというのがミソであろうか。




続いてHMgort殿

当BLOGの土台を揺るがせかねない選択なのだが、絵は省略。
HMgort殿のBLOGで目を引いたのが、このグラフの上下幅の大きさなのだ。
そろそろ「難しい計算100」や「難しい三角暗算」などの
「難しい」モードも出てきたと思うのだが、
「簡単」をやろうが「難しい」をやろうが、
同じグラフで一緒に表示されるため、
私のグラフも健康体の心電図のようにぐっちゃんぐっちゃんなのだ。
これは分けていただきたかった。

展覧会場:その2

2005年06月06日 | 応募作品


展覧会2回目のトップはなおぽ殿
子供を相手にお絵描指南をしていたとのことで、
さすがにF1カーは手慣れた感じだが、新幹線は鳥の頭のようにも見える。
その辺にパン屑でも落ちていればつつきそうな勢いだ。



続いてポルくん殿
ガツガツしたところを感じさせない画風から
ポルくん殿の性格が伝わってくるようだ。
私が鈍なのだと思うが、
何故鯉のぼりが「カープ」と叫んでいるのであろうか。



続いてディユエル殿
龍などは可愛く仕上げてあるのだが、
毒性の強そうな鰻が少し怖い。
真ん中はタイムボカンシリーズの新メカ募集用原稿と見たが。



続いてまや殿
右のサイなのだが、
昔々に子供の描いた落書きが怪獣になった話があったような。
あれは「帰ってきたウルトラマン」であったか。
スカイドンとかなんとか。。。
ジジィをノスタルジックな気分に引きずり込む画風であった。



続いてYODA殿
コリー犬は似ていないものの可愛いので許すとして、
このモナリザは完全にキャバ嬢である。
「あんたみたいな娘を生んだ覚えはないっ!」
と、隣で母親も嘆いているではないか。



続いてシャノン殿
本館にもよく書き込みやトラックバックをしていただいている
「徒然日記」の管理人殿でもある。
お世話になっている分、下駄を履かせて差し上げたいのだが、
いかんせん、鼻をかんでいるおじさんと腹痛のおばさんでは
下駄の履かせようがない。サザエさんが可愛いのが救いだ。


展覧会場:その1

2005年06月01日 | 応募作品


まずは当BLOGのコメント欄でもお馴染みの泣き虫殿
一応左からキリン、コアラ、龍、鯉のぼり、アフリカ、である。
龍が際立って上手いのは、泣き虫殿が台湾の方であることと
決して無縁ではあるまい。
龍と台湾が関係あるかどうかは不明だが。
イメージということで。
アフリカの絵を見てPSの「メディーバル」という
マイナーなソフトを思い浮かべたのは私だけであろう。



続いてビバビバ刑事殿
コアラとカンガルーなのだが、
何故カンガルーがシルエットなのかは不明。
コアラの惚けた表情は絶品だ。



続いて豆腐殿
まぁ真面目にやってもらえるとは思っていなかったので
参加していただいただけで私は満足だ。
「学校に出て来てくれただけで先生嬉しいわ」といった心境か。



続いてブルー殿
横幅の問題から少し画像が小さめになってしまった。
申し訳ない。
蛇口から花が咲いているのと
新幹線にアイスラッガーが付いているのを除けば
かなりの画力とお見受けした。
これなら効果音は付けなくても充分通用するのでは。



続いてRistretto殿
左の2枚はご夫婦で参加いただいたアフリカなのだが、
究極的に虚飾を削ぎ落とした左の2枚に比べ、右の2枚が大変に熱い。
特に鯉のぼりは、「まるで生きているようですね」という、
子供の描いた生き物の絵に対して教師が感想を述べる際の
常套手段を使いたくなってしまうほどに
「生き急ぐ感じ」が出ていて秀逸だ。



続いてumamisoni殿
左がumamisoni殿で右がパートナーとなっているのだが、
この2組の絵を見るだけで、umamisoni殿が笑いを取り、
パートナー殿はそっと側で微笑むという
お二方の空気感のような物が漂ってくる。
左の消火器は勢いがありそうだが、その右には静かに食中植物が佇んでいる。
これぞコンビネーションの成せる技と言えよう。



続いてmane殿
鯉のぼりの絵をアップされている方が多いのだが、
(誰とは言わぬが)タイヤキ君風であったり
(誰とは言わぬが)妙に熱血少年漫画風鯉のぼりであったりする中、
最も鯉のぼりらしい鯉のぼりであると言えよう。
よって一番上がメザシっぽいことは不問とする。



続いてsou51殿
新幹線の頭にタケコプターが付いているのはさておき、
F1カーはかなりお上手で驚いた。
・・・と感心していたところにこのモアイ。
このすっきり感は何であろうか。
「トコトコ」という音をたてて歩きそうな可愛さがある。
ところで当BLOGにリンクを貼っていただいていたのだな。感謝。

ソフト紹介

2005年05月26日 | 教授なニュース

本屋でもおもちゃ屋でも、今や百花繚乱の様相を呈してきている
「頭の良くなるおもちゃ」(とまとめていいのか悩むが)であるが、
ゲーム機においては「□いアタマを○くするシリーズ」など
いくつかのリリース例があるものの、
「ヒット」と呼べるほどまでには達していない。
これは、ゲーム機を使って遊ぶということが、
本やおもちゃを使って遊ぶことと比べてメリットが少ない反面、
価格面においてはむしろデメリットの方が多いなどの原因から
「別にゲーム機でやらなくても」という感想に行き着いていたように思う。

しかし、現在発売中の「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
ゲーム機でなければ、それもニンテンドーDSでなければ味わえない
楽しさに満ちた知的玩具である。
価格も税込み2800円と思い切った値段設定にしてきた。

本作の最大の特徴は、
紙媒体で遊ぶよりも遥かにメリットが多く、
デメリットもほとんど見つからないという
理想的なゲーム化に成功している点であろう。
似たような成功例が「マリオのピクロス」だ。
それまで鉛筆片手に遊んでいた「ピクロス」が
ゲームボーイで発売された時、
 ○塗り潰す必要がなく
 ○間違えても消しゴム要らずで簡単修正
 ○時間制導入によるゲーム性のアップ
 ○紙媒体を超える問題数
など、あまりにも上手いゲーム化にすっぽりハマってしまい、
目がチカチカするまでプレイしたことを思い出す。
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」は、
「ピクロス」よりさらに広範囲に訴求する、
まさに「ゆりかごから墓場まで」のソフトになっている。

システムを簡単に説明しておこう。
単純な計算を次々にこなす「計算20」
有名小説などを音読する「名作音読」
画面に表示された数字の位置を記憶する「瞬間記憶」
「計算20」と同じタイプの出題を音声で答える「音声計算」など、
全9種類のトレーニングが用意されている。
プレイ開始当初は3種類しか選ぶことが出来ないが、
トレーニングの結果やプレイ時間(だったように思うが曖昧)などで
徐々に増えていく仕掛けになっている。

まず、プレイ開始直後に「脳年齢チェック」があり、
本編には登場しない物も含めた6種類のテストが用意されている。
(テストはこの中から3種類がランダムで使用される)
この「脳年齢チェック」で弾き出された脳年齢が
各々の基礎数値として名前の横に表示され、
トレーニングを積む事で脳年齢の若返りを目指す。
本編にも登場する「計算20」を始め、

「あか」
「あお」
「きいろ」


など、表示された単語の文字ではなく色を音声で答える「色彩識別」や、
「まつり」「きぶん」「ひがし」など、
表示された28個の単語を2分間で可能な限り記憶し、
タッチペンで入力する「単語記憶」など
もうこの時点でハマってしまうこと請け合いだ。

本編のメインとなるのは「計算20」と「計算100」であろう。
書籍版「脳を鍛える」シリーズ最大のヒットもこの計算モノだ。
単純な足し算や掛け算を次々に答えていくモードで、
20問、100問をクリアした時点での
所用時間や正解率によって脳年齢が発表される。
本当にコレだけなのだが、これが困ったことに楽しい。
やっていることはセガから発売されている
「脳力トレーナー」と同じなのだが、
解答を自分の手で書き込むということが大きな違いだ。
一度解答を書き込んでしまえばもう使えない書籍と違い、
こちらは何度でも繰り返しプレイ出来る。
答え合わせの必要も当然ない。

思わず何度もプレイしたくなるのだが、
このソフトはあくまでも「毎日続けること」を目的としているので、
同じ日付の間に同じモードを選び、
2度目のプレイが最初の記録を上回ったとしても
記録は更新されない仕組みになっている。(プレイは可能)
クイズゲームなどと同じ尺度でしか見られず
「問題数」や「どのくらいの頻度で重複するか」にばかり
気を取られる方には向かないかも知れないが、
1日5分だけ頭の体操をしようという方にとっては
ある意味一生モノのソフトであろう。
そもそも、「8×6」が2回続けて出題されたとしても、
脳活性は難しい問題より簡単な問題を連続してこなすことで
成果が上がるとされており、トレーニング上は何の問題もない。

小説の一文を音読する「名作音読」は、
言ってみればサウンドノベルを音読するようなものなのだが、
このモードについては
実際に音声を認識しているわけではないらしい。
従って途中で間違えようが、読みもせずページをめくろうが
何のペナルティも課せられない。自己申告制なのだ。
逆に「色彩識別」や「音声計算」などは
きちんとこちらの声を認識して解答の正否を判断している。

不満点は無いに等しいのだが、敢えてひとつだけ挙げるとすれば、
タッチペンを使った文字入力はかなり快適ではあるものの、
二桁の数字は一桁の数字より若干認識ミスが多い気がした。
二桁を一筆で書くような方、例えば「29」と書こうとした場合、
「2」の終点から「9」の起点を繋げて書いてしまうと
うまく認識しないようだ。
「2」と「9」の間をはっきり開ければ解決するが、
癖字の方(高齢者にかなり多いはず)は
「ちゃんと答えたのに」ということもあるかも知れない。

DS本体に内蔵されているカレンダー機能を使い、
ソフトの中にもカレンダーが出てくるのだが、
プレイした日付にハンコがつけられていくのは
夏休みの早朝ラジオ体操を思い出して楽しい。
購入した暁には、ハンコ抜けが出ないように頑張る所存だ。

本作を監修している川島隆太教授の「脳を鍛える」シリーズは
累計でも200万部以上を売り上げるベストセラーになっているため、
サラリーマンや主婦などの一般層にも知名度は高い。
アピールの仕方さえ間違わなければ
「nintendogs」とはまた違う層の掘り起こしも可能であろう。

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 タイトル:脳を鍛える大人のDSトレーニング
   機種:ニンテンドーDS
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年5月19日
   価格:2800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/andj/index.html
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