京都園芸倶楽部のブログ

京都を拠点に活動している植物・園芸愛好家の団体「京都園芸倶楽部」の公式ブログです。

【第1150回例会ご報告】「日本新薬株式会社 山科植物資料館 見学会」(2017年6月15日実施)

2017-06-19 11:53:08 | ご報告
先週木曜日の6月15日に第1150回例会「日本新薬株式会社 山科植物資料館 見学会」を実施しました。

集合場所の地下鉄東西線の椥辻駅から徒歩10分足らずの場所にある山科植物資料館に向かい、まずはセミナールームで館長の山浦高夫さんのお話を伺いました。




山浦さんから、山科植物資料館の歴史について、また資料館に植えられている植物が3,000種を超えること、そしてこの地で始められた、回虫駆除薬であるサントニンを含有するミブヨモギの栽培についてなど、いろいろとお話を伺いました。余談ながら、過去には資料館がテレビドラマの撮影現場になったといった裏話などもお聞きすることができました。




またお話の当日資料に加えて、絵葉書もお土産にいただきました。




なおミブヨモギはセミナールームの前にも植えられていましたよ(1枚目の写真の手前左にも写っています)。




山浦さんのお話の後は、3つの班に分かれ、館長の山浦さんの他、職員の秋田さんと大久保さんにも案内講師になっていただき、館内の植物の解説をいただきながら見学させていただきました。セミナールームの横には、タイムの仲間であるイブキジャコウソウが植えられ、きれいでしたよ。




これは「カレープラント」と呼ばれる、名前のとおりカレーの香りがする植物です。




白花のベニバナは、油をとるために改良された品種だそうです。




他にも、導入されたミブヨモギと改良されたミブヨモギや近縁種のクラムヨモギ等の説明や、枝垂れの桑の木や、アロエなど、さまざまな植物とその薬効等を解説していただきました(解説と植物の観察に夢中になり、写真を撮るのを忘れてしまいました……)。

私たちの班は、最後に温室内を案内していただき、ショクダイオオコンニャクの栽培の状況や、バニラの花と実、キソウテンガイの雄株と雌株なども見せていただきました。




また温室の横にはコルクガシが植えられており、剥いだコルクガシの樹皮やどんぐりも見せていただきました。







その近くに植えられていたカギカズラの花も可愛らしかったですよ。




お昼過ぎまで、2時間近く館内をご案内いただいてさまざまな植物を観察しましたが、講師の方からはそれでもまだまだお見せできなかった植物があり申し訳ないとおっしゃっていただき、とても充実した見学会を堪能することができました。

最後になりましたが、山科植物資料館の山浦さん、秋田さん、大久保さんには、お忙しいところを当倶楽部の見学会にお時間を割いていただき、あらためて御礼申し上げます。

なおFacebookアカウントをお持ちのかたは、山科植物資料館のFacebookページ(リンクはこちら)でさまざまなハーブを紹介されていますので、こちらもご覧ください。

さて最後に次回例会のご案内を。来月は7月15日(土)の午後1時30分から、京都府立植物園の植物園会館2階研修室にて「スローフードとイタリア野菜」の講演会を実施します。こちらにもぜひお越しいただければ幸いです。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (4)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【京都園芸倶楽部Facebook】... | トップ | ハナショウブいろいろ »
最近の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mimoza)
2017-06-19 12:30:24
珍しい、初めて名前を聞くお花ばかりでした。
もう少し京都に近かったならば参加したいところです。
イブキジャコウソウは香りもいいですね。

見せていただきありがとうございます。
ありがとうございます (京都園芸倶楽部)
2017-06-19 17:36:20
本来なら、当日スタッフとして、またブログ担当として、もっといろいろな写真を撮影しなければならないところ、参加者の皆さんと一緒になって楽しんでしまい、気がつけば、館内のハーブや植物の写真をあまり撮っていないという状態でした。
ただ、言い訳ではないですが、やっぱりブログで写真を見ていただくより、現地で観察していただくのが一番だと思います。

コメントをありがとうございました。
わおお!(^^)! (うさぎ)
2017-06-19 22:39:28
あれがミブヨモギですか!(^^)!
目黒寄生虫館館長殿の著書を読んでいらい、どんな姿をしているのか知りたかったのです!(^^)!
人の薬草への努力を思いました(^^)
いつもながら、羨ましいいぃぃ!!!
もう少し大きく撮影すればよかった (京都園芸倶楽部)
2017-06-20 06:31:53
ミブヨモギは、ヨーロッパから導入した在来型や国内で作出された改良型が植えられていました。
もう少し大きく撮影しておけばよかったですね。
今回は午前中に2時間ほど見学させていただき、すべての植物を見て回ることはできなかったものの、とても充実した見学会で、参加者の皆様にも喜んでいただけました。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。