クレジット会社の出来事

希望を胸に大学卒業と同時に勤めたクレジット会社、でもそこで見た物は・・・・・・

NHK大河ドラマで真田昌幸を熱演した「草刈正雄」さん・・・・・・

2016-11-03 15:09:10 | Weblog
を見て、いつも草刈さんを見るたびに思い出すクレジット会社勤務時代の思い出があります。

と言っても、みんなが聞いても「なんだ・・・・」と思うと考えられる小さなことです。

当時は大きな都市にある支店の営業課勤務で、バリバリの営業として働いていた頃です。そんなある日の午後のこと。僕は支店長席に回されている僕の力作?の稟議書をもう一度点検する為、支店長が席を外している誰もいない支店長席の前に立っていました。その時は隣りの副支店長も席におらず、近くには誰もいない状態でした。

そこに若い女子職員が一人でやってきて何故か突然僕に話しかけました。「今、映画館で上演している「汚れた英雄」って映画を観ましたか?」ってね。普段はあまり仕事以外では会話のないその女子職員がそんな映画の話をしてくることに少し驚きましたが、僕は観たよって答えました。

でもその女子が何故僕が映画好きなのを知っているの?なんて疑問も当時はありました。

そして僕の答えを聞いた女子職員は「観た感想はどうでした?」なんて聞いてくるので、僕は「おもしろかった・・・」と答えました。そうしたらその子は「レース中に転倒して、それでまたレースに戻り一着になるなんて、そんな話はないですよ・・・」なんて僕に言いました。

映画の内容を知っている人なら分かると思うけど、汚れた英雄はオートバイレーサーの話なんだよね。

でもその言葉を聞いて、僕は「なるほど、そんな見方もあるんだな。単純におもしろいと思っている僕とは違うな・・」なんて思いました。

その「汚れた英雄」の主人公が「草刈正雄」さんだったんだ。ただそれだけの話です。

でもね、今でも「草刈正雄」さんを見る度に、あの時、あの会話を思い出すことがあります。あの女子社員はあの時は20代の前半、若くてとても可愛い子でした。何故か職場での女子との付き合いには壁を作っていた僕なんで、会話はそれで終わりましたが、もし人生のどこか、全く別のところで出会っていたら、もっと違ったことになっていたかもね。でも女子職員からしたら「ただ、なんとなく話しかけただけで、あなたなんてタイプとちがう。ただの同僚です。」ときっぱり言うだろうね。

今はどうかは知りませんが、当時はクレジット会社の社員はとても女子の割合が高かったです。男性よりも女性が遥かに多く、男よりしっかりした、仕事も出来る人が多かったと僕は思っています。僕が管理課、審査課、営業課等々、いろいろな部署で仕事が出来たのは、女性職員さんたちのおかげでもあります。

今回はただの小さな思い出話でした。ごめんね・・・・・

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