オヤジのひとり言

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京都人の餃子好き

2013年01月31日 | オヤジのひとり言

京都市の1世帯当たりのギョーザ購入金額は、いくら?

全国第3位だそうですよ

(総務省「家計調査」、平成21~23年平均)!

これは、

ギョーザをご当地名物に掲げる宇都宮市浜松市に次ぐ記録。

この結果から、「京都人はギョーザ好き」と言えるかもしれません。

もともとギョーザは中国発祥の食べ物ですが、

今ではすっかり日本の食卓に定着、京都におけるギョーザの歴史

▲「餃子の王将」では生の持ち帰りも可。

   片面焼き、両面焼きなど焼き方のオーダーにも対応してくれます。

   1人前(6個入り)210円(別途箱代10円要)

▲「京都で学生時代を過ごし、

   王将のギョーザに慣れ親しんでいた人たちが、

   今、全国各地と京都の王将のギョーザをつないでくれています」と語る。

京都のギョーザとして全国的に名をはせているお店が「餃子の王将」

昭和42年、ギョーザのみならず

中華料理がまだ一般市民の食生活に浸透していない中で、

王将は誕生。

(オヤジの記憶では確か四条大宮の店だったと思う。)



「当時、ギョーザを名物にした大阪生まれのお店がすでに京都に進出。

そのギョーザよりおいしくて、

安くてボリュームのあるものを提供したいと

看板メニューのギョーザを作り出した」と。

創業当初は客足もまばら。

打開策として、駅前で無料券を配って宣伝。

飲食店としては、まだ珍しいやり方だった。

高校の前でもギョーザ無料券を配布したところ、

食べ盛りの高校生が無料につられて足を運ぶようになり、

「ギョーザっておいしい」と評判が広がっていったのだとか。

そのむかし王将の餃子は『ジャンボ餃子』と言っていたが??

ギョーザに関する読者アンケートを行ったところ、

お店で食べるだけではなく、

持ち帰りの利用も多いのが王将のジャンボギョーザ

持ち帰りには創業時から対応していて、

ギョーザを注文する人の約6割が持ち帰り利用という店舗もあるそう。

 

▲ 晩ご飯時には持ち帰りをする来店者も多数。

   「ぎょうざ」1人前(6個入り)290円「ぎょうざ処 高辻 亮昌」

▲ 開店1年余りで、出前のお得意さんは約350軒に。
  
    「生姜ぎょうざ」1人前(8個入り)400円 「ぎょうざ 歩兵」

「ぎょうざ歩兵」澤村さん

近ごろ、メニューをギョーザだけに絞った店がお目見えしています。

しかも、ジャンルの異なる料理人が次々とギョーザ界に参戦!

「ぎょうざ処 高辻亮昌(すけまさ)」では、

料理人の佐久間さんをはじめ、

和食イタリアン出身の仲間が試行錯誤を重ね、

和テイストのギョーザを作り上げました。

京のもち豚、国産のキャベツ、九条ネギ、ショウガやニンニクのほか、

京都市東山区にある山利商店のみそ

かつおだしも使用されています。

「京都のギョーザとして誇れるものを出したい」という思いがあるのだそう。

一方、祇園の中心に位置する「ぎょうざ歩兵」のギョーザは、

フレンチのシェフの澤村さんが開発。

仲間と全国のギョーザを食べ歩き、

「シンプルが一番」と思いいたった成果が込められています。

「でも、フレンチの手法がなかったら、このギョーザは完成していませんでした」

ギョーザには、料理人の心を熱くする魅力があるようです!

▲「北京料理のギョーザいうよりも、

   京都でやっている中華料理屋さんのギョーザです」と

   「北京料理 盛華亭」の佐々木さん。

   「胡麻餃子」は8個680円。持ち帰りも人気だそう

昭和54年、

祇園にある盛京亭の支店として左京区浄土寺にオープンした

「北京料理 盛華亭」。

後に独立を果たし、

現在は、二代目さんが厨房を切り盛り。

盛華亭で、ほぼ総てのお客さんが注文するのがギョーザだそうです。

「初代の父が修業した祇園の店は、

花街や映画界のお客さんが多く、

ニンニクなど臭いの強いものは敬遠されました。

独立後も、そういった味に厳しいお客さんにひいきにしていただき、

胃にもたれないとか、脂っこくないといった“注文”に応えてきたんだそうです」

盛華亭のギョーザはニンニクを使わないだけではなく、

食べるときにはラー油もナシ。

皮にはゴマを練り込むことで、香ばしさを出しています。

「こういう本流ではない味は、京都やから許されるんだと思います。

京都は、伝統を重んじるけれど新しモン好きで受け入れる街

自分たちの好みもはっきりしていて、

おいしかったら認めてくれます」。

京都人あっての盛華亭のギョーザなんですね。


総務省「家計調査」で対象となっているギョーザとは、

スーパーや総菜店などで購入できるチルド食品と総菜のこと。

飲食店での持ち帰りのほか、

冷凍食品、家庭で手作りするギョーザは含まれていません。

とすると、

ギョーザ購入金額第3位とは、

市販品のギョーザをよく購入しているということ…?


読者にアンケートによると、

「家でギョーザを食べる頻度は、月2、3回」という回答が多く寄せられ、

「ギョーザは食卓の定番メニュー」という構図が。

市販品の購入先や外食する店舗も、好みが決まっているようです。

そもそも、9割以上の読者は、

ギョーザが「大好き」もしくは「好き」。

その理由は、「おいしい」が1位。

続いて、

「野菜がたくさん摂れる」

「手早くできて、安上がり」といった声が挙がってい.る。

ギョーザは、「味」「栄養」「手軽さ」の

3拍子そろっているということですかねぇ。

少数派ながら苦手な理由に挙げられているのが「臭い」。

ギョーザ好きでも、

「週末など、翌日に臭いを気にしなくてよい日に食べるようにしています」

といった意見も。

好きな調理方法は、

ダントツで“焼きギョーザ”に票が集中。

「皮がパリパリしていて、中の具がジューシーなのがたまらない」と、熱いコメント。

「一番なじみがある食べ方」という声も。

そのほか、「子どもと一緒に手作りを楽しんでいます」

「月に1回は、ホットプレートを使ってギョーザパーティーを開いています」など、

ギョーザを通して楽しい時間を過ごしている様子が垣間見える回答も。


そんな“ギョーザLOVER”のオヤジ

味の素のほかいろいろなメーカーの商品を試し、焼き方も研究しました。

今は、お気に入りの商品は常に冷蔵庫に常備(当然王将の生餃子も)。

焼き方も極めました。

人が集まれば何時でも餃子パーティは出来る体制は完備。

一方

京都で生まれ育った「ミンミンのせみ餃子」

実はこれ、

京都生まれ、京都育ちのギョーザなのだ。

京都市山科区にある中華の加工食品メーカー「食品」の「せみ餃子」は、

昭和47年に発売され、40年以上もの歴史を持っています。

近畿圏での卸売り実績は、地元の京都が1番。

別件??

「京都のおかん(母親)は、“おまわり”にとても厳しいんです」。

“おまわり”とは、

公家由来の京ことばで主食のごはんの周り、

副菜(おばんざい)を指すのだとか。

「お巡りさん」のことではありません

「普段はすごく倹約していて、

店で買った方が得か、

自分で作った方が得か、

しっかりと算盤をはじいています。

納得すれば、手作りにこだわらず、

お店で買うのが京都のおかんです

ギョーザは、

台所を預かるおかんのお眼鏡にかなったおまわりだからこそ、

京都で愛されているのではないでしょうか。

京では昔から日常的に『ミンミンのせみ餃子』や

「王将のギョーザ」を食べていました。

ちなみに、

ギョーザの皮と京都には少なからぬ縁があるようです。

茶筒専門店「開化堂」の5代目・

八木聖二さんに詳しく聞いてみると、

「戦後間もないころ、

ギョーザの皮をうちの茶筒のふたで抜いていたらしいですよ」。

同店がイギリスから輸入したブリキを使い、

日本ではじめて茶筒を製作したのは明治8年のこと。

ここの茶筒が日本の茶筒の基本となったといわれているので、

京都発祥の茶筒が、

今のギョーザの皮の規格を決めたことになるのかも!? 

これを知ると、

ギョーザへの愛着がますます深まりそう。・・

 

今夜あたりは鍋の〆に餃子を入れて・・

餃子鍋???

 

 


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