京の辻から  =My good days=

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

2016年12月20日 | 日々の暮らしの中で
今日は今年最後となる光田和伸先生の『おくの細道』の講義がある日でした。
上方の文化圏、加賀の国に入っていますが、過去2回、やむを得ない休講があって、その分の補講日が決まりました。山中温泉での連歌「山中三吟」(北枝・曾良・翁)を資料で読んでみましたが、前句に付いたときに句意が決定する連歌の面白さなど、ちょろっと眺めた程度で到底理解できるものではありません。4時に終了。冷え込みを感じながらも、やはりいつものように京都御苑を石薬師御門から乾御門へと東西に抜けて歩くことにしました。



砂利の上につけられた筋は、自転車の通り道です。上をなぞる回数が増えるにつれて砂利はよけられ、地が見えだし、タイヤ何本分もの幅ができていきます。走りにくいので、目の前に敷かれた道を信じて乗っていくのです。
新しい筋をつけるという逆境に挑んで、他の人のお役にたてるのも無駄ではありませんが、目にしたのはこの道1本でした。

  【 この道
    平坦ではありません
    ふみはずしましたが
    気がつけば
    ここも仏の道でございました 】  とは榎本栄一さん。

「希望とは本来あるともいえないし、ないとも言えない。これはちょうど地上の道のようなもの、実は地上に道はないが、歩く人が多くなると道ができるのだ」。どなたかの著書の結びにある言葉でした。
憧れの心をもって訪ね歩く道、に憧れます。
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5 コメント

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細い道 (会津マッチャン)
2016-12-21 18:13:03
自転車の細道に
「おのづからなる・・・」
すっかり忘れていた詩、ひょっとしたら
もう思い出すこともなかったかも知れない詩、を思い出しました。
ひとときつぶやいて青春に浸りました。
ありがとうございます。
 (ryo)
2016-12-21 19:49:32
こんばんは!
道にはいろいろとありますが
やはり今まで歩いてきた道を振り返る
ことが多いですね。
若い頃だと、可能性を求めて歩く未来への道
のようですが..。
仏への道は未だ私は未開の道です。
ただ手を合わせていますが…。
「青春に浸り」、会津マッチャンさん (kei)
2016-12-21 21:49:34
こんばんは。
そうでした! 私もすっかり忘れていました。
学生時代の4年間、所属していた研究会では、夏の合宿や冬の万葉旅行、親睦会などの打ち上げで、
必ずみなで肩を組み「まだあげ初めし前髪の…」と歌うのが伝統?でした。
テレビから聞こえていたメロディとは異なります。
そのころの関心が、細く細く今につながっているのを思います。

ありがとうございます。 (会津マッチャン)
2016-12-21 22:05:54
藤村を知り、図書館で一人詩集を開いたのは高校生の頃でした。
信州に憧れ、進路の一因となりました。

拙ブログへコメント、同じ頃にこちらへお邪魔したようです。
ありがとうございます。呑みすぎ注意します。
「求めて歩く」、ryoさん (kei)
2016-12-21 22:08:39
気づけば、仏さまはどこにでも、どんな時にでも心の内にいてくださるのでしょうね。
一本道は寂しい、とは山頭火でした。
寄り道も回り道も無駄な道ではありません(でした)ね。

思うようにいかないことの方が多いですが、
自分の興味や好奇心を大切に過ごせたら、言うことなしと思っています。

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