明日26日は父の祥月命日。あいにく組み込まれた予定は変更できず、一日早くお参りし、東本願寺にも参拝してきた。
母を見送ってから3年のあいだ父のひとり居は続いた。かかりつけ医院で診察待ちの間に倒れ、救急病院に運ばれた。くも膜下出血だった。受診はたいていが心臓のほうでだったのだけれど。
目覚めた時、息子や娘の認識はとんでしまっていた。それでも私を「お寺のおくさん」とはよぶものだから、何かがオバーラップしているのを弟と笑ったことがある。妻（母）が亡くなった記憶は失われたが、「かあさんは？」とは口にしていた。入院生活は1年未満、退院の話も出かけたさなか、平成5年、父は74年の生涯を閉じた。
末弟夫婦が一緒に住まないかと気遣ってくれていたが、父は住み慣れた家を離れることはなかった。父とは幼馴染だった姑も、こちらに父を呼んだらどうか、近くに住む選択肢もあるのではないかと提案してくれていたものだ。私が頻繁に行き来できる距離だったら、父はもっと長生きできたのだろうか。寿命、こればかりは如何ともしがたくおまかせだし、父が望む、満足した日々を過ごせたかどうかだってわからない。わからないけれど、もっと強く呼び寄せてもよかったのかな、という思いは残された。
母が11月。末弟が12月、と祥月が巡ってくる。
（下の写真はボールペンで描かれているとか。駅地下通路で出会った額入りの展示作品）
祥月命日が続くのですね。どうしてもアレもしてあげてればコレもしてあげてれば…という思いがあります。
そう思うのが愛情だと教わり、そうなのかなぁ と思いました。
最近 肉親の喪失感が ジワジワっと…そんな時は 捉われずに他力にお任せしております。
野みちに咲く花の純心、めざすところです〜♡
遠く離れていましたから、案じるだけ。
時にはそれさえ忘れ、子育てに追われてしまいました。
「かあさんは？」と父が口にしていたこと、久しぶりに思い出しました。
高田敏子さんに、「花は咲く 誰が見ていなくても 花のいのちを美しく咲くために…」と始まる詩がありますね。
人が知っても知らなくても、「一人一道」生きているのでしょうか。
どの章にも沢山のことを感じ、気付かせて頂いているのですが、まだ書けずにおります。
keiさんは、亡きお父上のことを淡々と記されておられ、感じ入りました。私の父は５９歳で
逝きました。来年は３７回忌の予定です。ずっと悲しくて寂しくて、今でも父恋しい私です。
keiさんも弟様を亡くされておられるのですね。私も（３人きょうだいです）、すぐ下が妹、末が
弟でしたが、一番若い弟が先に逝きました。昨年７回忌をささやかに営みました。
今なお、昨日のことのように思えて涙が滲みます。本当にめめしい私です。
文脈がおかしくなってしまいました。実は昨年、法友から「絶対他力道」を、この夏には
「清沢満之抄録」を恵贈に与かりました。いずれ何か記したいとも思っております。
「大きな他力の中で」のタイトルを拝見して、当に「絶対他力道」なんですねぇ。
すみません。つまらぬ私事を連ねてしまいました。どうぞご寛容にお願い致します。
もう日付が変わります。相変わらずの深夜の訪問者で、失礼致しました。
私は年子での3人きょうだいでして、下に弟が二人でした。
お父様もお若くしてですが、yo－サンさんご自身、お若い時のお別れだったのですね。
ご長男でもあり、娘の私が父を偲ぶ思いとはまた異なるものがおありでしょう。
「電話ぐらいしてくれたらいいのに」と父は記しておりました。
淋しい思いをさせていたようで、それを思いますと私も涙がじんわり…。
「絶対他力道」、そうなんですね。
「清沢満之抄録」、ぜひ教えてくださいませ。
yo-サンさんはお仕事のご都合でしょうに、私は遅いもんにブログをアップしたりで、ただの宵っ張りです。
お疲れのところ、ありがとうございます。