aimotokiyotakabu

本是山中人

うつぎ

2012-05-27 15:06:46 | nanikotomonashi
とても晴れて、
鯉が岸に犇めき跳ねるのも治まって、川も静か、
土手に、空木が咲いていた。
花の群れが陽光を登っている。
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立夏

2012-05-05 20:22:16 | nanikotomonashi
晴れたので、河口まで歩いた。
潮が満ち始めた時だったのか知ら、河口の砂洲に、
波が次々に寄せて、白波が小刻みに立っていた。
潮の薫りを吸って戻ると、何方かの庭に桜桃が見えた。
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八十八夜

2012-05-01 20:22:44 | nanikotomonashi
テレビが八十八夜と言っていた、曇りの日、
日の暮れるまで、雨は落ち出さない。
そして、催し出した空を、
蝙蝠が飛んでいた。
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甘雨

2012-04-20 21:06:20 | nanikotomonashi
甘雨、
本家の前栽の満開の牡丹にも紅雨、
遅くなった日暮れ時に川土手を歩く、
歩の前に蛙。
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2012-04-15 12:31:52 | nanikotomonashi
薄曇りの仄かに温かい日、川を河口まで歩く、
水の中には、網を携えた子供たち。
河口近くの休日の工場の敷地の十本あまりの木立から、
泡立つような鳥の声、鶸のむれだろうか。
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かえる

2012-04-11 21:02:39 | nanikotomonashi
昨晩は布団の中で汗ばんだ、朝方から
午前中は激しい雨。
お大師祭りは人も少なくお接待が余ったと、
夕方から、蛙が鳴き出す。
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2012-04-08 12:38:05 | nanikotomonashi
復活祭の日、晴れ。
朝はまだ寒く思ったけれど、燕の声が聞こえた気がした。
布団を干して、小川の脇の道を散歩する。
水床の土が現れている所に燕が降りて、それから、水を啄んだ。
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2012-03-30 11:16:06 | nanikotomonashi
夜、窓をこつこつと叩くものがあるので、開けると、
蛾が飛込んだ。
朝、陽が差すのも早くなったけれど、まだ薄明かりのアパートの廊下で、
鶯の声が響いて、目が覚めた。
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三日月

2012-03-26 20:45:17 | nanikotomonashi
すっかり晴れて余す所なく日が注ぐ
昼間だったけれど、気温は低いまま日が暮れて、
暗転した西の空に木星と上弦の細月と金星が地平に垂直に並んでいるのが見えた、
大地に突き刺さろうとする剣のよう。
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一番

2012-03-07 10:04:21 | nanikotomonashi
昨日の昼からの強風、
夕方のニュースでは春一番だったと言っていた、
夜道を歩くと霧雨が顔に当たる気もするけれど、
如月十三夜の月が、薄雲の向こうで照っていた。
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