仙游の時空工房

 時空を自在に飛び跳ねたい

大仙厓展

2016-10-19 | 展覧会


出光美術館で開かれている「大仙厓展」を見に行った。仙厓は、江戸中期に美濃の小作の子として生まれ、11歳で出家、32歳で諸国行脚の旅に出、40歳で博多の聖福寺の住持となり、62歳で隠居。87歳で住持に復帰し88歳で没した。
隠居中、得意の禅画を通して庶民に禅の教えをひろめた。仙厓のユーモラスで楽しい禅画は当時から人々の人気を博した。仙厓の人柄が滲み出ている禅画は心魅かれる。
脱藩後に諸国を行脚しながら自由奔放な画を描いた浦上玉堂とどこか通じるものを感じる。修行中の仙厓が玉堂の息子の春琴に会ったとの説もあるようだ。
隠居中の身としては、仙厓にも玉堂にも教えられることが多い。


「双鶴画賛」:「鶴は千年、亀は万年、我は天年」とあり、天の思し召しの年まで生きるとしている。


「狗子画賛」:繋がれた杭は抜けているのに犬は逃げ出さない、人も何かにとらわれて自由に動こうとはしない、という意味のようだ。


「円相図」:❍は仙厓にはどうも悟りをあらわすようで、自分の悟りは悟ったら次の悟りに向かって行くのでもう価値はない、せめて人の御茶菓子になれば有難いという意味のようだ。


❍△□:□は悟り以前、△は悟りに近い、❍は悟り、という説明文を読んだと思うが違っているかもしれない。


「堪忍」:気にそまない風が吹いてきても柳は我慢して風に吹かれているという意味のようだ。
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