水仙のこぼれ話

         風に揺れる水仙の花から時折余談が零れ落ちてくる

君の名は。

2016-10-11 | 日記
昨日、銀座での昼の句会が早く終わったので、有楽町へ行って話題の映画「君の名は。」を見てきた。
最初は主に10代、20代が見に行っていたようだが、次第に年代層が広がり、今では高齢者も結構見に行っているようだ。興行収入100億円以上を上げ、毎週連続トップを続けているそうだ。
人気を集めているポイントは絵の美しさ、光の描き方の素晴らしさだと聞くが、見事に繊細に美しく描いている。東京のシーンでは見知っている所は「あそこだあそこだふむふむ」と思ってしまう。「聖地巡礼」がブームになっているそうだが、それだけ風景は写実的だからだろう。
時空を超えるストーリーは私の最も好むところだ。この作品は、時空を超え、しかも人格をもすり替えてしまう。時間と空間と人格を入れ替えてストーリーを構築している。手がこんでいるので、我々の世代より上の世代の方々にはストーリーのフォローが困難だろうと思う。
今風の高校生の生活をうまく描き、その中に人格が入れ替わったことによる珍現象をコミカルに描いて、観客に安らぎの部分を与えている。
そして、隕石落下という深刻な出来事でストーリーを思い切り盛り上げて山場を作っている。この出来事への複雑な対応がミステリアスで面白い。
そして、後日談で、観客の期待を裏切らない結末を作り上げている。
総じて、丁寧に作り込んでいる作品で、これだけ大量の観客を集めているのも納得できる。
些細なことだが、60年程まえの松竹の「君の名は」を若干意識して作っているなあと感じる。二人が気づかずにすれ違うシーンがあったり、セリフでは「君の名前は」を多用している。
私は休日の有楽町で見たので、映画館は大半が若いアベックだった。中高年の夫婦とおぼしき方々もちらほらいた。
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