Sonnenschein!

フロ&きょんの、フウフがんばるぞぅ日記 

パンパンパン

2017年03月07日 | Weblog
狂ったようにパンを焼いております。
ドイツで、ひたすら日本のパンが恋しくて。
あのしっとりフカフカの食パンが、あのごはんになっちゃう総菜パンが、おやつになっちゃうアンパンが。

ちなみに食事は完全ご飯派です。
パン特別LOVEでもありません。

それでも、やっぱりときどき無性に食べたくなっちゃう日本のパン。
ドイツパンの素晴らしさについては、もはや何も言うことなし。皆さんが称える通り。異議なし。はい、あんたスゴイヨ。スッパイヨ。ちょっとディスる
でも別もんですから。

きっかけは日本人のお友達から勧められた、パン焼き器。
毎朝焼き立てパンが勝手に出来てて、夢のようですよ、とな。
ドイツにはミックスされた粉が充実してるんです。そいつと水でセットしとけば、朝には立派なドイツパンが焼けてるんです。

そこから全ては始まりました。
今ではこの有様。






はい、やりすぎ。

今や誰が食べるのか予測できないままひたすら焼き続け、周りの人に消費をお願いする毎日。

初めは、本当に苦労しました。
何がって、粉よ、コナ。
日本のしっとり食パン作ろうとしても、粉が違うもんだから、まず強力粉なるものをドイツで探し当てるのに数か月かかったわ。
こんなの皆さんブログなどで仰っている事なので今更ですが、日本の小麦粉は薄力、中力、強力とタンパク質の量によって分けられてます。
ドイツは灰分量で分けられてるのね。ほんで表示は405とか550とかっていう数字。
こちら、薄力、中力等との関連一切なし!!
405が薄力粉だと信じてきたのに、なんじゃいそれ
通りで、405でスポンジケーキ作ってもなんかモチモチするわけじゃい。なんで思ったように焼けないのか、ちょっとへこんだ私の時間を返してほしい。くぅー。

もうね、コナ研究期は、どのスーパー行ってもひたすら粉コーナー(違うよ、狙ってないよ)に佇んだわ。
片っ端から粉の成分表示とにらめっこ。
これまたドイツの粉の種類の多さときたら、研究半ばで日本からの輸入に逃げ出したくなるほど。
日本ではスーパーで売ってないようなライ麦とか全粒粉とか、ご丁寧にそれぞれ数字別で。
粉屋もアホほどあって、それぞれの会社がそれそれの成分で。




ッキーーーーーーーーーーーーーーーー!!!




ってなりながらこぼれ落ちてくる粉にまみれたわ。(ドイツの粉、掴んだだけで結構な量が袋からもれてきます)


まぁ研究の成果があり、今はこいつならいいでしょう、という私認定のお粉を見つけましたので、そいつでせっせと焼いてます。
ようやく安定もしてきたので、そろそろ売ってみようかしらとある機会に販売してみました。
なんせ家では、すっかり慣れてありがたみを感じなくなったフロのみ(自分ではっきりとありがたみがなくなったと言っていた←イウカネ!!)がお客さんなので、これはモチベーションになりましたね。
日本だ~と喜んでくれるのを見るのは、嬉しいもんです。まさに私自身が求めていた事だったから。


というわけで、ドイツで日本のパンをお求めの方、この辺り(どこにいるんだお前は)にいらっしゃる方がいれば是非お声がけくださいね~

パン話に付き合ってくれてありがとー。つきあいついでにポッチン
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さらにお付き合い願いますでポッチンチン


ありがっちょー!