kyon's日誌

つれづれに・・・

揺れる季節

2017年03月17日 | 日記
喪失感・・・・
俳優の渡哲也さんが弟(渡瀬恒彦さん)の死に寄せたコメントにあった言葉でしたが・・
あ、・・・渡瀬さんのご冥福を祈ります。

喪失感・・・か・・・身内ではないけれど、親友を失った時でしたけど・・・あれは不思議な感覚ですね・・・
胸にポッカリ穴が開いたような・・・そんな感じもあり、もしも体を動かしている大きな部分は「気力」だとすれば、その気力が全身から抜け落ちる感覚といいますか・・・それこそ、体をシャキッとさせることが出来ない訳です。意識的にちゃんとしようとしてもなれないのです。
萎えてしまう。
なぜか涙もどんどんあふれてくる・・・何をしてても、何を話しかけられても出てくるのですからどうしようもない。涙って枯れないのかしらと、今だから思うけど、
・・・・台所に立ってご飯を作り始めていても出てくる・・もぬけの殻になったような、灰になってしまったような・・・埋め合わせが出来ない空間・・・体はご飯支度をしていても心だけが別の世界になってる。嵐のようなその空虚感と悲しみが少しおさまるまで、自分ではどうしようもない。
人ってこうなることがあるのだなぁと、今にして思う・・・
もう10年以上も前の話ですが・・・時間が解決してくれる・・・と、いうのはある意味実感ですね。
いや、解決はしないのですけどね、時間が緩やかに心を宥めてくれるように感じる。
昔、友人の一人が言ってた・・・
負は、翌日の朝、目が覚めたらその位置は少しズレている・・・毎日位置はズレていく・・・その積み重ねでいつかはその負から遠い位置まで行くよ・・・的な・・・それだけ時間の経過はありがたかった。
今でも彼女のことを言い出すとウルウルしてきそうになる。
やっぱり我が貧しき心は解決をみてない訳だけどさ・・・解決することを望んでいないというかね・・・(苦笑)忘れたくない訳で・・・(^_^;)
思えば人って、案外もろいのよね・・・

まぁ・・・もろさの中に浸り切っていては、とりあえずは前には進めないしね・・・体も壊れてしまう・・・
人はどんなにしても歩き続けていく生き物だからさ・・・もろさはそこでシャットダウン。
いつか、いつかは・・・自分なりのその答えが見えてきたりするんだ・・・すぐに分からなくていいのだ・・・体と心が納得したときに見えるものが本物だろうから・・。
そういう生き方を重ねていくことが、生き続けていくことが大事なんだろうなぁ・・・朧気にそう思ったりする・・・
今朝は真面目なワタシ・・・さ(#^.^#)
理不尽も山ほどあるこの世だ・・・・・・呆れたり哀しかったりすることだらけだけどね・・・

今日は気温も8度位まで上がるらしい・・・
春は心身共に揺れる季節だから、自分の軸は見失ってはいけないのだなぁ・・・などと。。。
コメント (2)
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