KYOKUKENZO'S WORKSHOP 2017

「道」は自ら切り開くもの。
他人の後追いは「道」にあらず。

思い込み。

2016年10月24日 | 歳時記
お世話になった先輩が他界し
通夜が執り行われました。

私は全予定をキャンセル。
斎場へ駆けつけました。

多くの参列がありました。

導師さんの説法が終わり
焼香してロビーに出ると

皆が話をしているので
その輪に加わりました。

だれかが言いました。
Sくん来てないねー。

そう言えば、故人に
大変世話になってるはずの
Sくんの姿がみえません。

あんな世話になったのに。
薄情なヤツだなぁ。

別の誰かが言いました。

Sくんは日ごろ、あまり
皆との付合いをしない人。
しかもちょっとお金をケチる。

それじゃあ。

皆と別れ、駐車場への道で
Kさんと一緒になりました。

帰る方向が一緒なので
お送りします。と誘うと

お言葉に甘えます。
と言って下さいました。

車を走らせ、私は言いました。
Sくん、来てなかったですね。

すると、Kさんは言いました。

でもねぇ。

皆さんは薄情と言うけれど、
Sくん、本当に用があって

来たくても来られなかったの
かもしれないよ。

実は昨日のうちにご自宅に
お参りしてるかもしれない。

葬式の前に駆けつけて焼香を
済ませたのかもしれない。

どうしても
通夜には来られないから
明日告別に来るつもりで
いるのかもしれない。

ふだんはあまり
付き合い良くない人だから

姿が見えないからと
そう思ってしまうのは
無理からぬことだけど

だからといって、そう
決めつけてしまうのはねぇ。


ふうむ。なるほど。
確かにKさんの言う通りだ。

眼に見えることで決めつける。
人から聞いた話で思い込む。

決めつけ。思い込み。

人間関係の不具合は
こんなところから始まることが
多いような気がします。

決めつけ。思い込み。

そうに違いない。
そうに決まってる。


目に見えないことを慮る。
ここにいない人の
気持ちに想いを馳せること。

今日も
大切なことを教わりました。

Kさんのように
人のことを考えられたら素敵だな。

お疲れさまでした。

Kさんをご自宅まで送り届け
私は家路を辿りました。kyokukenzo
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