これもまたFacebookに先に書きましたが。。
先日夜に裏庭のライトに巨大な蛾(羽を広げた体長15センチくらい。)が寄ってきて芝生の上でパタパタしてました。まいらが何の迷いもなく素手で捕まえました。
調べてみるとAntheraea Polyphemusという蛾。日本にはいないみたいだけど「ヤママユガ」というのがこれに一番近いっぽい。幼虫からさなぎになると繭を作り、この繭からはきれいな生糸が取れるそうです。幼虫は緑色だけど成虫はこんな茶色で、羽には鳥などの天敵から身を守るための「目」がついている。これがすごくて、目玉(?)の真ん中の部分だけ鱗粉がついてないんだけど鏡みたいになっている。こんなモスラみたいな蛾は近くで見たことないので、まいらは蝶の飼育用のカゴに入れて観察。触角とかも毛が生えてて手足も太い。私は割と虫は平気なのでこれを手に乗せてみたけど、足がフサフサしてて胴体も太くて重い感じなのでやっぱり気持ち悪かった。。。しかも下のまいらの写真を撮ったときは蛾はちゃんと手にとまってじっとしてたのに私の手に乗せたらモゾモゾと腕を登ろうとしてきやがった。。あ~。。。
まいらは「かわいい~!」と言って大興奮。え?これのどこが「かわいい」???
フクロウみたいなすごい怖い目。この配色がすごい。近くでみたらピンクとかも入ってて不思議な色。
でも近くで見たらなんとなくかわいく見えてきたような。。?ぬいぐるみにも見えてみたような気がする。。!?毛がフサフサ。モスラみたい。この触角が細いのがメスで、もっと触角が太くてフサフサなのがオスらしいです。まいらのおかげでオスとメスの見分け方も学びました。
そして一晩して朝カゴを見ると卵がいっぱい。。。鳥肌!!。。それであんなに体が重そうだったのね。。
産卵直前のママさん蛾をケージにキープしてしまったことをちょっと悪く思いましたが知らなかったのでしょうがないし、もう卵産んじゃったからどうしようもない。。産卵を終えた蛾はちょっと弱っていたので裏庭に逃がしてあげましたが(後でネットで読んだら、成虫になってからは食べずに3-4日くらいしか生きないみたい(繭から出てきてすぐメスはフェロモンを出してその日にオスと交尾、その後2-3日かけて産卵して命を終える))卵をどうしたらいいのか分からない。。まいらはイモムシから育てたいというので、無事に孵化したら何匹かキープして育ててみようと思います。幼虫は緑色で孵化から成虫になるまでは2か月半くらいかかるらしいです。ということはうまくいったとして成虫になるのは10月頃?幼虫がうじゃうじゃ出てくるときのことを(産卵から1-2週間。)考えたくはないけどこんなのをめったに近くで観察できないのでやってみまーす。幼虫はシトラス系の木の葉っぱなんかを食べるみたいなので、裏庭のグレープフルーツの葉っぱを入れてみようと思います。
さて、うまくいくかは分からないけど、これから蛾の成長観察が始まります。私がこの幼虫の気持ち悪さに耐えられるか。。(笑)