職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

★1月の模擬授業から――範Tのは芸術品。八重Tの語りは絶品。僕らの修業の今後の道がくっきりと見えた

2013-01-28 14:36:26 | 僕のモンマルトル日記

 

職員室通信 プロ教師への道――MINAMI修業、1月の模擬授業から2つ
2013
01.28


★1月の模擬授業から――
 ・授業者=保健体育・範T。
 ・指定発言者=森郷T(数学)・安代T(保体)
 「説明&指示→活動→評価」「指示→活動→評価」が10分間に芸術品のようにきちっと配置、構成されている。
 語りも安定している。

 僕は、教師になって7年目に突然、自分の授業スタイルに疑問をもつようになった。
 朝、目が覚めたとき「もう学校に行きたくない」と思うくらい落ち込んだ。
 再起のきっかけは体育の授業だった。
 当時、勤めていた学校が建て替え工事中で、授業の教室は新校舎だが、職員室は旧校舎に残っていた。
 新旧の校舎の通路が体育館だった。
 行き来のたびに体育の授業を観るうちに「僕の国語も体育のようにやればいいのではないか?……」とひらめいた。
 これが、現在の僕の、50分間の授業における短い、あるいはやや長い活動(作業)場面をクッキリさせる授業スタイルにつながっている。

 その当時のことを思い出しながら、範Tの模擬授業を感慨深く参観した。
 知的で楽しい授業をめざすMINAMI中の修業のこれからの軌跡が明確に見える記念すべき10分間だと感じた。

★1月の模擬授業から――


 ・授業者=国語・八重T。
 ・指定発言者=今枝T(国語)・小和田T(英語)
 八重Tの全体にむかっての語りは絶品。
 ああ、「八重国語」だぁ!
 これだとどんな生徒でもひきつけられると感心した。
 具体的になにがどういいのかは、僕もまだ分析できていないが、八重Tの意識的な感情――例=「このむ」「よろこぶ」「ざんねんがる」「はげます」「ふしぎがる」等――が過不足なく、こちらに伝わってくる。
 こういう語りができるって、ホンマ、うらやましいと思った。

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