自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

ねこのQoL

2017-08-04 23:17:09 | おじょうさま臨終記
おとといからよくたべている。ものを食べるのがうれしいように見える。とはいえ,状態が大きく変わったわけではない。狭いすき間に突っ込みたがるのは相変わらずだし,ときどき,呼吸が速くなるのが心配。
きのうの朝は,呼吸が速く浅くなって,おとなしくおかあさまにだかさっていた。これはだめかな,と思いつつ出勤したが,点滴してもらって帰ってきて,夕方ものすごく食べたそうだ。
けさはしっかり歩いていた。

それでも,たべる量は全然足りていない。ウェットフードだけで必要カロリー量をまかなうのは,いまのおじょうさまの状態では無理だと思う。
お水は飲めない。水面の位置がわからないようで,お鼻に水を入れてくしゃみをしている。寝ていたりじっとしていたりから動き出したら,都度スポイトで給水する感じ。こぼす量も多いので,1回に5〜10ccほどだろう。お口に水が入れば,こくこく音を立てて飲むので,水はほしいのだと思う。きのうの夜は,「もうたくさん!」の意思表示をした。おくびを強く振る。ウェットフードを食べているので,たべものからの給水も多少はある。

鼻は多少回復した感じもするけど,眼はだめ。水面がわからないのもそのせいだと思う。回復したとはいっても,強い匂いがわかる程度で,匂いだけでの定位は難しいようだ。たぶん,においの強い弱いはわかっていない。「する」か「しない」かだけ。それでごはんのにおいのほうにどんどん歩いてくるので,お茶碗に脚を突っ込んでしまう。口元に食べものがつけば食べ始める。お口の周り,お顔がごはんまみれ。
定位ができないせいか,食べものを口に入れるのに,かなり大口を開けて,ぱっくりと取り込む。このへんかなとあたりをつけてがばっと。へたくそ。なんだかコネコ返りしたようだな。
膝の上にあおむけに置いて給水しているときも,こねこがおっぱいを吸うときに前肢で揉むような動作をしたりする。

お弁当にささみを使ったので,そのはじっこを生のままあげたら,少し食べた。いまはささみがお気に入りの模様。
カロリー量を稼ぐのに,ドライフードをふやかして食べさせるのに挑戦中。おじょうさまがおうちに来た当時は,こねこ用のドライフードを水でふやかしてやわらかくして食べるくらいの段階だった。やっぱりこねこ返りだ。

大きなペットショップをのぞいたら,介護用品がたくさんあったのでびっくりした。ペースト状の栄養補助食とか,流動食のレトルトとか。高齢ペットも増えているのだろう。

いまはごはんを食べるのは楽しいみたいなので,好きなものを与える。
お庭を歩いてイネ科の葉を食べるのも,梅の木にのぼるのも,もうできない。鉢植えの植物の根元が冷たくて涼しいらしく,夏場にとぐろを巻いていて,根をあたためたせいか枯らしてしまったこともあった。思わぬところに潜り込んで涼をとるのも,彼女的には楽しかったのかもしれない。見つけると,あちゃーみたいな顔をしていたし。お二階の出窓のクッションで低い冬の陽に当たるのも日課だったのに。
お庭のイネ科,ことしはスズメノカタビラを食べられなかったと思う。カンスゲをかじっていたくらいか。イネ科じゃないけど。
お好きだったエノコログサは,まいとし種まきしたけどお庭には定着しなくて,ご門の脇に細々と残っている。あと何年かで,あれも消えると思う。雑草は強いようだけど,合わない環境では一気に衰退するみたいだ。

ほんとに,いまは食べることくらいしか楽しみはないのだろう。あ,でも,いきものだから,生きている状態は楽しいのかもしれない。

最初は,食べられないなら胃瘻も可能というお話があったりした。
そこまでは……と思ったけど,点滴もどこまで続けるか,判断に迷う。やめれば,数日持つかどうかになるのだろう。とりあえず今は,自力でごはんを食べているうちは,と思う。が,いざごはんを受け付けなくなったとき,アタシたちは受け入れられるかな。

費用負担も軽くはない。
おじょうさまがおうちにきたときはまだペット保険は海のものとも山のものともつかない頃だったけど,これから飼う人は,やっぱり入っておくべきだと思う。
もしくは,毎月いくらかのねこ積み立て。たぶん,10さいくらいまではあまり使わないだろうから,月5,000円なら,10年で60万円になる。
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