これは「うぞうすい」を食べた後の話。
父親とせっかく京都国立博物館の近くに来たのだから、見学することにした。
彼は、博物館に来たことがないらしい。
来たことがない?
息子と違って芸術とは縁がない人生だったのね。
もっとも、京男と京女の4人の子供も美術に縁がない。
親の姿を見て「もっとまっとうな仕事をしないとああなる」と思ったんだろうなぁ・・・。
でも、孫が曾孫に変わったヤツが出てくるような気もします。
私が美系に行くと言った時、父も母も理解できなかった。
唯一母方の祖父が理解を示した。
もっとも私自身、美系なんて言ったものの、具体的に何をするというのはなかった。
カットエエのと違うかなぁ・・・程度やった。
その内、我が家系に変なヤツが必ず出てくるだろう。
私の役目は、「大丈夫!あんなは頭が変な訳でない。やるならトコトンやりなはれ」と言う役になるかも。
それまで、こちらもドンドン先に進んでおかないとね。
父親との話に戻ります。
京都国立博物館では「開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)」をやっていたので観ました。
父親とまさか博物館でこんなモノを観るとは思いもしませんでした。
芸術とは、まったく縁のない父ですから。
観て、どう感じたのだろう・・・。
友松の「月下渓流図屏風」がよかった。
和菓子 | |
中村 肇 | |
河出書房新社 |
↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)
Twitter→@kyo_otoko
孤立無援で頑張ってこられたのですね、それもまたイイかもです。
美系でもいろいろありますが、自分の子供には「やめとけ」って言っちゃうかも。(^_^;)
でも「血」っていうのは本当に出るんだな~、と思うことがよくあります。
私は、師匠がいないのですよ。すべて自分開発なんです。だから無駄なことも多かったです。
暗かったからちょっと足元が危なかったかも。
そうですね。子供がやりたちと言ったら、もっとまっとうな仕事にしなさいと言うでしょうね。事実そうなっている。でも孫か曾孫にとんでもないのがでてくる可能性はあります。