京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

晩秋の「糺の森」

2016年12月10日 05時21分48秒 | 社寺・和菓子


糺の森(ただすのもり)は、下鴨神社の境内にある原生林。
京都に平安京ができた頃は、約495万平方メートルの広さがあったそうです。
現在の広さは、12万4千平方メートル(東京ドームの約3倍)の面積。
いまの40倍の広さ!
このように鬱蒼とした原生林だったのでしょう。




↑紅葉の陰が面白い

その頃は、神様や魑魅魍魎、猪や鹿、盗賊なんかもいたでしょう。
それが中世の戦乱、特に応仁の乱の時は酷かった。
総面積の7割が焼失したそうです。


↑絶妙の色彩


↑茶筅みたいですね。落ち葉がなんともいい感じ。



その頃を見てみたい。
糺の森自体が大きな生命の集まりだったでしょう。
もし、京都がなんらかの大災害で全滅し、3〜4百年経ったら、そのぐらいの森になるかも。
その時、人間は、慎ましやかに生活させてもらうぐらいになっているかな。
いまの人間は、癌細胞のような存在なのかも。


↑紫野源水「冬木立」




↑煉切(白小豆こしあん)

糺の森が広大だった時、聖護院村あたりは、錦林だったのだろう。
綺麗だっただろうな。
でも先日の鴨長明さんの家のような所に人間が住まなければいけない。
広大な森は見たいけど、住みたくはないかも。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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2 コメント

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おはようございます (すー)
2016-12-10 08:16:50
糺の森、いいですよね。大好きなところです。
>すーさん、おはようございます (京男)
2016-12-10 08:50:12
街中にあってこんな原生林が残るのは、すごいことだと思います。長く保存して欲しいものです。
この森を保存するために予算を使ってほしい。神殿でなく。森が神殿なんですから。

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