京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

ハロウィン考

2016年10月25日 05時30分00秒 | 風景・和菓子


いつの頃からか日本でハロウィンが盛んになってきた。
雑貨店で西洋オバケ・化け物に変身するグッズが売っている。
バーティーをするのが流行っているらしい。
映画の『E.T.』(日本公開は1982年4月5日)のハロウィンのシーンは印象に残っている。でもあの頃(34年前)は、日本でやっていなかった。



もともとケルト人の行事だった。
ケルト人?ウルトラマンと闘った宇宙人みたいな名前やね。
紀元前1200年〜紀元前500年に中部ヨーロッパにいた民族。
ローマのカエサルの『ガリア戦記』に出てくるガリア人というのは、ケルト人だった。ローマ帝国に支配された民族ですね。



ケルト人の1年の終わりは10月31日で、その夜は、夏の終わりを意味し、冬が始まる。その日に死者の霊が家族を訪れると信じていた。日本でいえば節分とおなじ発想ですね。季節の変わり目に、地上が不安定になり、時空に歪みが生じ、あの世とこの世の扉が開く。死者の霊も来るけど、魔物もやってくる。だから火を焚き、悪魔避けをしていた。
その風習が新世界に移住した人たちにも引き継がれ、アメリカ独自の行事になっていった。キリスト教とは、無関係の行事。でもキリスト教もうまく布教に利用したのかもしれない。聖者の誕生日と関連づけたりしている。


↑亀屋良長「MOON」こういうデザインならまだ許せます。

そのアメリカ版ハロウィンが東京ディズニーランドやUSJでイベントを組むようになり、現在の形になってきた。
我々の世代としては、まったく馴染みのない行事かも。
ハロウィンの扮装でゾンビが多い。死者がウロウロするからなのかな・・・。
ゾンビといえば1968年のジョージ・A・ロメロの『Night of the Living Dead』ですね。あれは、死者の霊というより死者そのものなんだけど・・・。
『下流社会』という本を朗読で聴きました。
ああいう風に騒ぐのは、下流社会の住人の特徴らしい。日ごとは、一人でおとなしくくらしていて、サッカー、野球等の観戦していっしょに感動して騒ぐのだそうです。ストレス発散なんでしょうね。国もそういう人たち制御するために、時々そういうイベントを設けてガス抜きをする。でないと国への不満が溜まり、下手をすると革命になったりする危険性がある。スマホやネットもガス抜きに使えるらしい。そう考えるとちょっと嫌な気持ちになりますね。
ネットの匿名性、ハロウィンの仮装なんかも匿名な感じですね。
でもハロウィンで扮装した悪い奴なんかも出現してくるのかな・・・。


↑外郎、キャラメルあん。キャラメルあんというのも面白い。

京都では、「節分お化け(せつぶんおばけ)」がある。いまいち広がらないけど、これからやるようになるのかな・・・。冬の寒い時は、無理かな。
やっぱり10月31日のようにいい気候の時期がいいのかも。
京都の夏、「万灯会(まんとうえ)」をやりますよね。あれ幽霊の扮装でいくとかだめかな・・・。おっさん(和尚さん)に怒られるか。でも最近のおっさんならならやるかもね。家でハロウィンやってそうだしね。少なくともクリスマスはやっている気がする。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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2 コメント

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こんにちは (すー)
2016-10-25 13:34:12
確かに世間はハロウィン、ハロウィンと大騒ぎですね。
何やら、商戦規模はバレンタインを抜いたとか?
ハイ、二つともどうでもいい行事ですね。
>すーさん、こんばんは (京男)
2016-10-25 19:41:49
バレンタインを抜きましたか。
バレンタインよりみんなで騒げるから下流社会向きなのかもね。ストレス発散できる。
「あんたメイクの必要ないで」といいたくなる人もメイクするようですね。

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