京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

「難有」は「有難」

2016年11月12日 04時53分26秒 | 社寺


お大師さまのおことば(平城灌頂文)
「衆生は悟らずして
 長夜の苦を受ける」
私たちの人生は苦難の連続です。至る所に苦難が待っています。しかし、その苦難が自己を深め、悟りにつながっていくのです。
ですから、苦難に出会えば、むしろ、「難有(なんあ)り」と、感謝しなければなりません。これが「有難(ありがと)い」の本当の意味です。東寺



この「難有(なんあ)り」が「有難(ありがと)い」に通じるとわかったら、肩から力が抜けて、視野がググッと広がり、ちょっと明るくなったような気持になれます。
そうすると感情的に目前の「難有(なんあ)り」を観なくなります。
すると視野に「答え」のようなものが見えたりします。



こればかりは、自分で体得するしかない。
わかった瞬間、心の底から「有難(ありがと)い」と強がりでなく思えます。
でもね。
自分にとって悪いことに「有難(ありがと)い」と思えません。
「悪いこと」は、自分の器に応じてしかこないものです。
「明日までに何兆円を用意しなさい」ときません。
息子から「会社の売上300万円無くした!」程度です。
そうそう吉本新喜劇で出てくる借金の金額も300万円ぐらいですよね。
そのぐらいの金額は、ギターを持った取り立て人が来る。
借金も10億円ぐらいだと借りての方が強くなる?らしい。


↑東寺境内にある「小野道風ゆかりの柳」「伝」とついてあるので「らしい」ということ。

だから、なにか運命、金銭、病気、家庭の問題で困ることは、ちょっと努力か、考え方を変えたら解決できる問題なのかも。
怖いのは、「難有り」じゃなく、いいことの場合があります。
例えば、宝くじが当たるとか、ギャンブリであぶく銭が手元に入ってくるとか。サラリーマンなら異例の出世をしたとかがそれです。
ちょっと見ると素晴らしいことだけど、実は落とし穴の始まりだったりします。
いいこともわるいことも、冷静に判断し、回りをゆっくり見渡さないといけませんね。


↑そんなこと無理と思わず「小野道風ゆかりの柳」の蛙のように、絶え間なくチャレンジしていると叶うかも。諦めないことです。

なんてわかったようなことを書いていますが「あなたは、ちゃんとできている?」といわれると・・・・かも。



※もう少ししたら紅葉のシーズンになりますね。京都市内を歩いているとやたらお寺の紅葉ポスターが貼ってあります。もちろん今年の紅葉じゃないだろうけど、随分きれいなポスターです。それとどこもライトアップをやるお寺が多い。テレビの紅葉特集もそろそろやっている。写真を加工してケバイ状態の紅葉写真が多すぎます。
昼間普通の状態では、色があまりきれいでなくなっているのかも・・・京都市内のお寺。ライトアップの料金がまたすごい。一度やりだしたら止められないでしょうね。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

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4 コメント

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おはようございます (すー)
2016-11-12 05:36:02
清水寺でもライトアップが始まりましたね。
東寺のライトアップには友達に誘われていく予定ですが、行きながらそんなことを言うのもどうかとは思いますが、植物には有害だろうなと?
>すーさん、おはようございます (京男)
2016-11-12 08:11:00
清水寺のライトアップが始まるのね。東大路の停滞が酷くなるな。家に帰るのが辛くなる。毎年同じなのに京都市はなにもしない。得するのはお寺ばかりかな。
植物にとって迷惑でしょうね。だから紅葉が年々だまになります。だめになるからライトアップする。最後は造花になるでしょうね。
衆生 (yotamu)
2016-11-12 23:03:52
そんなに修行したようにはみえない字ですが。
>yotamuさん、おはようございます (京男)
2016-11-13 07:58:51
確かにおっしゃる通りです。

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