京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

新しいのか古いのか・・・

2015年11月08日 04時35分40秒 | 風景・和菓子
京都市内が秋の色になってきた。
でもここ数日の暑さにはちょっとびっくり。
服装に困ります。
時々、旅行者だと思うけど、ダウンを着ていたり、逆に半袖で歩いていたりする。
私も夏仕様に近いかな。
動くと汗ですから。



今日の風景の写真は、泉涌寺に行こうと思った時のものです。
機嫌良く歩いていたら、ところが人がやたら泉涌寺の方に行く。
新興宗教の法要みたいなのをやっていた。
これでは、ゆっくり撮影できないと思っていると、スマホが鳴った。
でると仕事の依頼だった。



つまりデスクワークをせよとのこと。
仕事モードになったので、タクシーで帰ってしまった。
まだちょっと写真はありますが、それはまた明日。


↑実際に使えます。ただしカードは使えません。

上の公衆電話が面白いでしょ。
公衆電話が少なくなりましたね。
いつの間にかほとんどの人が携帯かスマホをもっている。
有線の電話がない家庭が増えてきた。
ファックスもない家庭もある。
その有線も光とかになり、停電すると使えないらしい。
光といってもプラグを抜いても懐中電灯の代わりにはなりません。


↑猫が気持良さそうだった。視線はことらを見ていました。

この公衆電話がアナログっぽいけど、プッシュホンになっている。
若い世代だとダイヤル式の電話だと操作がわからない人がいるそうです。
昔は、電話がある家って少なかった。
私のところはなぜか電話があった。そうだテレビも早かったように思います。
そういうことで、隣の家の電話の取り次ぎをしていました。
テレビだって、近所の子供が「テレビを観せて」とやってきたものです。
そんな時代でした。


↑千本玉寿軒「姫神」
これは、七五三テーマの生菓子。京都市内は、七五三みたいな人がいっぱい歩いている。ペンペラペンの田舎臭い着物みたいなものを来て京都観光をしている。あれが着物だと思っている。京都人は眉を顰めております。

そういう時代の方が人に物事を伝える時、丁寧にしていたように思います。
ハガキだって書いていたし、ラブレターも封書で送るか、靴箱に入れていた。
いまは、気軽にLINEかメールですからね。
気軽だから、別れるのも気軽。
会社を辞めるのも、辞める子がメールを送ってくるらしい。
それは、ないですよね。
そういう人は、必ずそういう人生を送るのでしょう。



子供に「名刺を交換したら、メールで御礼じゃなく、ハガキを手書きで送るといいよ」とアドバイスします。下手な字でもいいのです。(誤字はいけませんが)
その方が目立ちます。
英語は喋れなくても、きれいな日本語を喋れる方がいい。
日本って有り難い国です。
英語が喋れなくても生きて行ける。
周辺の国は、英語が喋れないと出世もできない。まあ、日本でも会議を英語でなんて会社もあるらしいけど。


↑外郎、白こしあん

議論するなら、英語なんだろうな。
京都語なんかだと議論にならないです。
グレーにしてしまう。表だって闘わない喋り方をする。
しっかり相手の考えている事を察することができないといけない。
ボーッとしていたらあかんのです。
口調は柔らかいけど、内容は辛辣。
昔は、そういう喋り方が嫌いやった。
でも、相手をできるだけ傷つけない喋り方なんです。
それが他府県の人がわからない。

次男は関東で働いているけど、どうなんだろう?
少なくとも「大阪からきました」というより一目おかれているでしょうね。
それも「清水寺の境内放送が聞こえる所に住んでいる」なんて行ったら尊敬されるかもね。きっと得しているだろう。

なんかとりとめのない内容でした。
いつものことか。
おやかまっさんどした。

和菓子
中村 肇
河出書房新社

↑これから暫くの間、京男の和菓子本のお知らせをさせてもらいます。説明は1月27日の記事をご覧ください。(色のかわっている部分をクリックすると表示されます)

Twitter→@kyo_otoko
コメント (4)
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