↑醍醐寺霊宝館の枝垂れ桜
今日も醍醐寺の桜です。
結構いろいろ撮ったので写真がいっぱいある。
醍醐寺といえば、霊宝館のところにある枝垂れ桜。
この大きな枝垂れ桜を最初に見た時は「すごい!」と思った。
樹齢が推定で200歳らしい。
ということは、秀吉が見た桜は現存していない筈です。
慶長3年3月15日(1598年4月20日)・・・417年前ですからね。
秀吉は、この醍醐の花見の年に亡くなっている。
ということは、もう完全にボケてした筈です。
秀吉は、61歳で亡くなった。
このしだれ桜は、どこから運ばれて着たのでしょう。
色んな人が花見に来たと思う。
この枝垂れ桜は、色んな人を見てきたのでしょうね。
↑2009年3月26日撮影
上の枝垂れ桜の写真は、2009年3月26日午後3時30分に撮ったものです。
6年前だ。
確か長男次男と三人で着た時の写真。
桜が禿げてないのがわかりますか。
木の勢いが無くなっている。
これは、醍醐寺だけでなく、他の名所の桜もそうです。
お寺が調子にのってライトアップし始めてから、木が弱ってきたのかも。
しだれ状態もショーットカットになって来ているでしょ。
観光で人がいっぱいくるのはお寺にとっていいかもしれないけど、木にとってはよくないのかも。
しかも土地の状態も人が近づくと悪くなる。
円山公園のしだれ桜なんかは、周囲で花見をするものだから、烏が集まっていく。
その烏の休み場所として高い所にいたりする。
当然、糞をします。
あれが禿げる原因になるそうです。
私はここ10年ぐらい京都の桜を見てきていますが、木が全体的に弱っています。
もう少ししたら藤のシーズンですが、藤も花の房が短くなってきています。
木が老木になってきているからなのかな・・・。
未来の観光のために、なんとかしていかないと京都市は困ったことになりますね。
ブランドだけでは、客を呼べなくなるように思います。
↑4月2日午前8時/本日は晴天。ほとんどの場所で最高の開花状態でしょう。花見客でどこも大変な人出だと思う。ベランダ桜も本日が満開。今年は早いペースの開花だった。
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