京男雑記帳

洛中で生まれ育った京男が地元視点で見た日常風景や話を雑記的に掲載

祇園甲部歌舞練場の桜は満開ね

2007年04月03日 04時49分42秒 | 風景


ここは、祇園にある「祇園甲部歌舞練場」。
花見小路を南に下ると見えてきます。
京都の五つの花街(かがい)の内のひとつ祇園(甲部)の歌舞練場。
五つの花街とは、祇園(甲部)、先斗町、宮川町、上七軒、祇園東(祇園乙部)。
甲部と乙部とはどう違うの?と聞かれそう。
四条通より南を「甲部」、北を「乙部」といいます。どちらが偉いのかな・・・甲乙つけがたいというのはこのことかな。
祇園乙部歌舞練場もどこかにあると思うけど、見たことないな。
宮川町、先斗町、上七軒歌舞練場はあります。
最近は、夏にビヤガーデンをしたり経営が難しそう。建物の老朽化もあるしね。
京男が幼少の頃、妹が日本舞踊を習っていて、よう踊りの発表会に付き合わされたな。
それは先斗町歌舞練場やったな。



歌舞練場とは、芸奴さんや舞妓さんの踊りの練習場なんです。
ここで春と秋に「都をどり」が開催される。
ここで踊られるのは京舞の井上流なんです。
この催しは、明治5年に京都博覧会が開催され、このとき祇園の芸奴や舞妓の技芸発表のイベントが行われ、その舞台として造られた建物です。
だからどこかモダンな感じがします。
客席は1200席ほどあり、大きな会場なんです。



桜がもう満開状態でした。



この都をどりって京都の人はあんまり観に行かんのと違うかな。
まだ旦那衆は別やけど。
普通の一般市民は、ニュースで観るだけやし。

※本日(4月3日)午前7時のベランダからの桜

コメント (4)
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