きゃおきゃおの庭

近代建築から現代建築までPHOTOたてもの探訪の記録。大切にしているものなど写真で綴ります。

獅子に会いに 丸石ビルディング

2017-05-13 | 近代建築
美しいビルです。







扉が開いて~、中には入らず(一般の人は入れません)。ふっと天井を見上げました。もう、それだけで十分。









そうそう、二頭の獅子に会いたくて来たのでした。ちょうど神田祭の準備中





足元には、邪鬼ではなく山羊が。



かつてビルの南側には「龍閑川」と呼ばれた運河が流れていたそうです。
川に向かって4頭のライオンが、雨水を口から放っていたのだとか。
第二次戦争後、運河は埋め立てられ、1994年に
獅子は建物の北側に移設。守り神のように鎮座しています。

そっと顔を覗き込むと こんな感じ。



時のうつろいを 見守っています。



竣工 1931年
設計 山下寿郎
所在 千代田区鍛冶町1-10-4

隣のビルの建設が進み、裏側をひいて見るチャンスを逸しました。
1階に、ペルシャ絨毯のお店が入っていて、美術工芸品のような
シルクの絨毯を堪能して帰りました。まったく同じ絨毯は、出来ないのだそうです。
地域によって、伝統の模様があるのだとか。
柔らかな風合いは、惹きつけるものがありますが、お値段が。。それなりで。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東海大学代々木校舎 | トップ | 旧里見弴邸(石川邸) 鎌倉... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
りりしいライオン (しゃーりん)
2017-05-17 17:51:01
素晴らしい装飾ですね~。
そして、りりしいお顔の獅子。
会いに行きたい気持ちわかります!
しゃーりんさんへ (きゃおきゃお)
2017-05-18 00:31:05
きっと初めて行ったなら、お~って
声が出てしまう獅子たちです。

建物の前を、行ったり来たりして
もう不審者状態。
そして、また違う日に訪れて
忘れていた獅子の口を覗き込みました。
かつて水を吹いていた口のはずですが
よくわからずじまいでした。。

コメントを投稿