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国民性

2017-08-09 14:10:07 | 16 国民性

日本人

無機質な からっぽな ニュートラルな 中間色の 富裕な 抜け目ない 或る経済大国が極東の一角に残るだろう   三島由紀夫 1970年11月25日 割腹自刃

日本は武によって統御すると比較的安定する社会   司馬遼太郎(作家)

日本社会には侠を発すると非常に困るような仕組みがある   司馬遼太郎(作家)

日本人は組織や体制をひじょうに信頼するようにできている   司馬遼太郎(作家)        日本人は騎馬民族なんです    陳舜臣(作家)

収容所のドイツ人捕虜は悠々としていた 夕方パリッとした背広で散歩したりね 自国の文化への自負と個人をきちんと持っていたから信念が動かない だが僕ら(日本人)はすっかり洗脳されてしまった   板垣 正(自民党参議院議員) ソ連抑留時代のこと

集団主義で勤勉な反面 権力に弱い それが日本民族の特性だ 収容所の管理や捕虜の政治教育にはたいへん役立ったよ                                         コワレンコ(収容所内で発行された民主運動を目的とした「日本新聞」の編集長

おのれの思想と行動の一貫性よりも 場の親密性や場の空気を優先させる 恭順と親しみやすさをメッセージとして差し出す受動的態度(被害者意識)が日本人の特徴           丸山真男のいう超国家主義の心理                  内田 樹著「日本辺境論」

合理性の意識や政治的イデオロギィーでなく 究極的価値たる天皇への距離また戦後は戦勝国アメリカをより近く感じることが日本国軍人の特徴である また 場の空気で決めたことなので責任はだれも感じない                     内田 樹著「日本辺境論」

面従腹背というのは日本人の得意技のひとつです 外来の権威にとりあえず平伏して 非対称的な関係から 引き出せる限りの利益を引き出す政治的狡知 例えば 日本はアメリカの属国であるという事実を意識に前景化させることを回避し 政府はアメリカの軍事的同盟国として出兵させられることを先送りした 洗練されたユニークな生存戦略なのかもしれない   内田 樹著「日本辺境論」    

革命や戦争に明け暮れた戦後の東アジア情勢から距離を置き 火の粉を浴びないよう また火中の栗を拾うなど決してしないよう ただひたすら経済の成長と生活の安定に専念するという国家像を手にした 戦前の荒々しいナショナリズムとは異なるが それもまた 一種のナショナリズムだと私は思う                     辛 淑玉(人材育成コンサルタント)

職を離れたら人間としては平等という発想が日本人にはあまりない 例え仕事を離れても どこまでいっても役職は役職だというふうに思ってしまう そして周りもそう扱う そういうことが中国人から反感を買う原因のひとつではないかとなと 僕は解釈しています                  世界中どこへ行っても植民地経営をしている西欧諸国に対して反欧州デモをしないのに反日デモをする理由について                              吉本隆明著「真贋」

税金と票を投じて政治家に政治サービスを任せているという消費者のイメージで政治を見ている 日本人は当事者意識が希薄なのですよね              想田和弘(映画監督)

欧米諸国が苦労してやっと獲得した科学の繁栄につながるリベラルで知的な環境を新興国でも実現できるなら その国は社会的政治的にも繁栄するだろう できないなら ぬるま湯のような暮らしの中でぼんやりと過ごす 真に新しいことに気持ちが向かわない日本と同じ運命が待ち受けている                          ジェフリー・カー記者「次なる化学」

我々は百年の近代化の道を歩み続けて 気が付いてみるとヨーロッパよりも日本の方が古い因習や習俗をすっかりふるい落としている 日本人の生活様式は もう伝統を守ろうとする頑なさを持たない 文化の平均化は急速に進んでいる 平等意識もヨーロッパよりも発達している 階級の差などというものももう拘束力を持たない 職業の世襲も行われない 便利な生活用具はむしろ日本のほうが多い 日本人には今や いかなる神話もなければ権威もない 信仰も一般に薄い 共同体意識も希薄である 我々は自由である                   西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

「平等」という思想が西洋からの借り物であるだけに 背景の実社会との釣り合いが取れず 国民の頭脳の中でまるで信仰のように絶対化し 純粋培養されているせいだろう 人間は決して平等になれない存在なのである 西洋ではそれが常識である                不平等を是認した上で それぞれが閉ざされた幸福を築くことを目指していない日本のような社会では 優勝劣敗は歪んだ心理で意識下にもぐり ただ欲求不満だけが時として正義の仮面を被って他人への羨望の焔に身を焼き尽くすことになろう                    西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

日本人はしだいしだいに 自己充足の幸福を得にくくなっていることは確かだろう 原因はむしろ文化の原理を 西洋に求めた日本近代の「外発性」にあるのではないか          西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版                         

日本人が人間相互の和を尊重し 集団の乱れや歪みを嫌う民族だということは 私的な小集団の範囲内では長所に作用することがあっても 公的な大集団の場では それがそのまま弱点になりうる 物事のスジを通すことよりも 常に波風の立たないことを好むのが日本人に社会である                      西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

日本人を支えているのが「間柄の倫理」である 人と人との情的な関係によって成立する道徳観は 見栄や 照れや 恥じらいというエモーショナルな消極的な倫理観しか育てえなかった  和辻哲郎(哲学者 倫理学者)

日本は素朴な平和民族国家であり 自己完結の小世界である                  お人好しの集団が冷たい風に当たれば たちまちカッと逆上するし 敗北すれば萎縮してもう手も足も出ない                  西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

我々は自分の目に快適に見えるものだけを輸入すればよかった だから何でも輸入し 何でも急速に自分に都合よく変形し 同化し 日本化することが可能だったのである                  我々は外国を「敵」として意識するよりも「師」として意識することのほうが多く 師とならない外国は常に意識の外にあった          西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

たった一度の敗戦が民族の道徳観を根本から変えるがごとき大騒ぎとなり 「諸国の善意と信義」を期待して他人の悪に気づかぬ程度には自分の悪にも気が付かない古代素朴社会に立ち返った観がある 他国の善意に期待して どうされてもいっさい手も足も出さない無抵抗運命の甘受こそ平和とする考えは一億総玉砕思想の戦後版でしかない            西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

一般の民家がただ雑然と集まって町を作り ひとつひとつが垣根を設け 精巧な庭を持つ日本人の生活様式は あくまでも「家」が単位で 外部の町の公共生活に対して己を閉ざしているが 家の中では互いに寄り合って暮らすという日本的家族の特性をそのまま物語っている西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

不揃いの小型ビルを林立させる不統一は 都市単位の社会性を発揮したことのない日本人の共同意識のあり方に関わりがあろう   西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版

日本は様々な外国から影響を受け どの外国にも影響を与えたことがない 日本人ほど世界中のあらゆる事柄をよく理解しながら 世界から理解されていない国民も珍しい        西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版 

日本においては論争は常に和解をめざし 対話は常に馴れ合いに終わる           西尾幹二著ヨーロッパの個人主義 1969年初版 

アフガンやイラク戦争での対米支援 IMFや世界銀行への多大な資金拠出による皮肉な結果として 日本は米国のレーダーから消えつつあり 最重要でありながら対米支援が当たり前の国になった             ステイーブン・クレモンス(新アメリカ財団戦略問題部長)

この災害はメイド イン ジャパンであり その根本原因は体制順応 島国根性などが染みついた日本文化のありようである     国会事故調 福島原子力調査委員会 黒川 清委員長

日本人は 今起きたら困ることは 起きないのではないかという風に思い 起きないに決まっている いや 絶対に起きないという「最悪のシナリオ」はハナから消してしまう          半藤一利(作家)

江戸時代の日本人が礼節を守っているのは 個人の美質でなく社会全体が礼儀を守ることを強制する環境にあったからだ 身分ごとに一挙手一投足までルールに縛られていた 武家社会では 要職にある者は必ず不正をするという前提で目付を置いていた長谷川真理子と山岸俊男の対談「きずなと思いやりが日本をダメにする」

今の日本ではスキルよりも心が大事という感じになっている タクシーの運転手に求められるものが 瞬時の判断力や対応力でなく「心で運転をする人」になっている 長谷川真理子と山岸俊男の対談「きずなと思いやりが日本をダメにする」

1945年8月15日を境に日本人の行動や価値観はガラッと変わった 国家主義的であったのが個人主義的で民主主義的な価値観になった 生きている環境が変わったから それに伴って文化的ニッチェ(ライフスタイル)もシフトした          長谷川真理子と山岸俊男の対談「きずなと思いやりが日本をダメにする」

 

 

 

中国人

暴支膺懲 暴虐な中国を懲らしめようという意味                                         1920~30年代 欧米列強や日本の進出に対し中国が強い自己主張を始めた時のことば

中国外交のしたたかさは 相手の内情を調べ上げて その弱い環を攻めてくることです       何をどこまで調べられているのか分からない空恐ろしさを感じたものです                           トリッキーな議論を持ち出し 経緯を知らない国を懐柔して自分の主張を通してしまう これが中国外交の基本戦略です    中嶋峯雄(国際教養大学学長)

友人のために死ねるのは世界中で中国人だけだ                            ガードナー(ペリーメイスンの作者で在留中国人専門の弁護士)

中国では異分子に対する抵抗があまりありません    陳舜臣(作家)

中国人は欲望を肯定する   司馬遼太郎(作家)

毛沢東に会った時 同席した周恩来がとにかく直立不動で絶対服従の姿勢を示していた                森田 一(日中国交を締結した大平外相の秘書官)

中国人が平和愛好(孫文のせりふ)というのは嘘であり じつは好戦的な民族である     かくいう私もその一人だ  毛沢東

反日抵抗運動は中国民族運動に欠かせないテコになった  毛沢東

日本の侵略を非難するより 革命と統一に貢献したことに感謝する      毛沢東

自分の生きたかを変えないのが中国人で 変えるのが日本人  山内昌之(東大名誉教授)

黄 文雄                                                     *中国はひとつの天下であって国家ではなかった

*まったく文化もアイデンティティーも利害関係までも異なる数十の民族を無理やり中華民族として結合せんとしている

*日露戦争での日本の勝利について                                               清国分割を回避しただけでなく 欧米露の白人勢力が大陸から退潮するきっかけにもなった  最大の受益者は中国人であり 日本の中国侵略などと非難するのはもってのほか 恩を仇で報いる浅ましい行為                                                       孫文は 今ではアジアに日本があることで 白人はアジア人を軽蔑しなくなった と言っている

保坂正康(ノンフィクション作家)  文芸春秋11月号(2012年) 中国について                    自分勝手で 歴史的経緯もおかまいなしに荒唐無稽な要求をしてくるのだけど それを押し通す方法論は緻密でしかも際限がない                                           平然と何世紀も前の大過去の話を持ち出して 営々と積み重ねてきた中過去も近過去の経緯を無視する

中国はユーラシア大陸のその他の先進国から地理的に遠く離れていたことで ユーラシア大陸の孤島として存続し続けることができた それによって中国は新しい技術を受容したり拒んだりできた                      ジャレド・ダイヤモンド著「銃・病原菌・鉄」より 潜在能力を持ちながら 中国がヨーロッパに勝てない理由

避諱(ヒキ) 都合の悪いことを隠して指導者や国家の体面を救う儒教の徳目のひとつ
中国や韓国では 論争を優位にすすめるため 客観的普遍的な事実より避諱を行う
ES細胞捏造事件の折り 韓国民衆団体は 国家の英雄の名誉を傷つけたという理由で ソウル大学を名誉棄損で告訴すると宣言した

太平洋戦争当時 アジアは植民地だらけだったのです 本当ならば中国が真っ先に植民地からの解放を主張すればよいのに何もしなかったのです それで当時は 中国がやらないのでは 僕たちがヨーロッパの植民地をアジアからなくそうと考えた それが 僕ら戦中派が正義感に燃えた理由です  吉本隆明著「真贋」

中国は 俺のところは社会主義国だと言っているけど やっていることは何だと言えば 都市は日本人を含む外国人に貸して産業の育成をしてサヤをとっているだけです 共産党の一党独裁と資本主義の混合物に過ぎない       吉本隆明著「全てを引き受けるという思想」

人民解放軍は国家の軍隊でなく 党の軍隊

韓国人

黄 文雄                                                                朝鮮は 中国歴代王国朝の属国に甘んじ続けた ずっと中華帝国の「千年属国」であったことは史実なのだ そして大中華に奉仕する小中華であることを誇りに思っていた そんな韓国に対し中国は「高句麗と渤海史は中国の地方史が」と言い 朝鮮戦争における中国人民義勇軍の半島蹂躙の過去に対し「謝罪する必要もないし将来するつもりもない」と一喝するだけだ

韓国の従軍慰安婦は 古代史の座妓から数えなくても宮妓や辺妓の歴史は長く 政府による海外への従軍慰安婦売却もあった

大虐殺は中国の 強制連行や従軍慰安婦は韓国のそれぞれ伝統文化であり 反日克日感情をテコとして民力えお結集させやすいという理由からのでっち上げである

米国

占領した国民を 自分たちと同等に扱って その国の民心に訴えて 政策の中身を述べて了解を得る言い方をするなどとは どう考えても僕らにはできそうもない 逆立ちしてもできないと僕は考えました 戦後 軍国少年の自分が軟化した理由        吉本隆明著「真贋」

欧州

ヨーロッパは必ずしも「「自由」でもないし「平等」ではないし「進歩」を信じてもいない こうした近代理念はヨーロッパ人にとってはあくまでも相対的なものでしかなく 背景の保守的な実生活との関わりの中でしか考えられていない                               西尾幹二著「ヨーロッパの個人主義」1969年初版

自分の能力を高く買ってくれる相手があれば どこへ移ってもだれも文句を言わず また本人もいっこうに良心の咎めだてを感じないで済むというのは 個人がいかなる保護集団もないし自立して生きていくという欧米の社会の仕組みを物語るものなのである             西尾幹二著「ヨーロッパの個人主義」1969年初版

ヨーロッパの民家は ことに市街地では 家並が整然と並んで どれも塀で囲まず 個人の庭より公園や緑地帯を大切にする さらに家の構造は 幾家族も集まって住むアパート形式だから階段も廊下も往来に等しいものと言ってよく「家」はいつも「町」に開いている 家に塀をめぐらさないことが決定的な要素なのである それでいて家の内部は ひとつひとつ閉鎖した「私室」を並べている ヨーロッパ人の市民意識は 家を超えていつでも町の公共生活に直結する用意がある「広場」がその象徴である だがこうした共同体意識は街の外に超えていかない 都市は堅牢な石造りの城壁で周りを硬く閉ざされ 外敵に対し城門は厳しい監視の目を怠らない つまり市民の自由は制限の内部で最大に発揮されるのである            西尾幹二著「ヨーロッパの個人主義」1969年初版

都市に住むヨーロッパ人は全部混血である                              西尾幹二著「ヨーロッパの個人主義」1969年初版

ヨーロッパでは進んでいることは価値ではない むしろ場合によっては悪である という思想がある                       西尾幹二著「ヨーロッパの個人主義」1969年初版

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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