(写真は、KENNさんのカメラでたしかマネジャーさんが撮ったもの。その場で写っている全員でオーケイを出しあったものなので使わせていただきます。ぼくのカメラで撮ったのは封印。よく撮れているけど)
新刊の「声のお仕事」(文系春秋)をめぐって、3月1日に行ったトークについて報告しておきます。
まず、150名の定員が満員になって、ほんとうにありがたい限りでした。
いらしてくださった皆さんにまず感謝。
お忙しい中、このトークに出演してくださったKENNさん、明坂さん、本当にありがとうございます。
最後にちょっと登壇してくれた銀河へキックオフ!!の監督・宇田鋼之介さんにも、スペシャルサンクス。
そして、実はすごい時間が押していたのに、うまくまとめてくださったスタッフのみなさんありがとう。
イベント内容については、ぼくがあらためて報告するまでもなく、報じられているので、そっちを見ていただくとして──
川端裕人「声のお仕事」刊行記念イベントレポ KENN、明坂聡美が朗読も (アニメアニメ)
http://animeanime.jp/article/2016/03/02/27256.html
川端裕人さんによる『声のお仕事』刊行記念トーク&サイン会が開催! ゲストにKENNさん、明坂聡美さんが登場!
http://www.animate.tv/news/details.php?id=1456851342
ぼくは、トーク終了後のサイン会で少しずつ交わした言葉の中で、印象的だったこと、記憶に残っていることを書き残しておきます。
以下、箇条書き的に(思い出したら、書き足します)。
・3人ほど、留学生がいて、中国、オーストラリア、もうひとりは聞き忘れた。がんばって読みます!とうれしかった。
・ふだん本読まないけど、久しぶりに読み通しました!という人も何人もいた。こういう方も本当にうれしい。放っておいたら、絶対に届かなかった読者さんだから。
・「声のお仕事」をしています(ナレーションとか)、という人もかなりいた。琴線に触れたようなことを言ってくれた。なにがしか、本質的なところに届いていたのならいいなあ。
・声優を目指しているという人も何人か、いた。銀オフの現場には、養成所からストレートに来た人がわりと少なかったという話をしたけれど、それはぼくが知っている範囲内だし、声の芝居をしっかり勉強してきた人はやばりその点しっかりしていると評価されていた(これも知っている範囲内)ことも言わないと不公平だったと反省。これ、トーク内では、KENNさんがさりげなくフォローしてくれたことでもあった。
・KENNさんと明坂聡美さんが、演じてくださった作中の一コマについての反応がとてもよかった。ぼくも引き込まれた。1次元の文字情報が、二次元以上の世界に展開される瞬間の相転移を感じていただけたなら本当にうれしい。ぼくはそれを言葉にしたかった。つまり、いったん1次元に落としてみたかった。ぼくは、そういう欲望で生きているもので。
・下北沢で井上優さんと坂巻学さんにオリジナル台本を呼んでいただき、池袋でKENNさんと明坂聡美さんに作中のいい感じのシーンを演じていただいたわけだけど、少なくとも二人、「両方を見た(聞いた)」人がいた。保証します。みなさんは、伝説の生き証人(?)です。いえいえ、どちらかでも見て(聞いて)くださった方は、充分すぎるくらいに生き証人です。ありがとう。
・ゲストのメンツから言って当然とはいえ、銀河へキックオフ!!・銀河のワールドカップを楽しんでくれていた人が多かった。これは素直にうれしかったです。「銀河のワールドカップ」のワールドの話の「続き」はないのかと聞かれたけれど、これについては「銀河のワールドカップ・サイドB」(ブラインドサッカーの話)を書くと公言して、自分にプレッシャーかけてます。
・「声のお仕事」の「続編読みたい」とおっしゃってくださるありがたい声は、とても多かった。好んで来てくださる方々だから、バイアスかかっているにしても、うれしいです。「続き」だせるといいな。