川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

婦人公論連載、あと2回!土曜日のパネルディスカッションのことも

2008-03-10 07:44:17 | ひとが書いたもの
491_issue_img先週末から書店に並んでいる、婦人公論はエビゾウが表紙。
「男」が表紙になるのははじめてなのだとか……。

それはそれとして、PTA連載の、ラスト手前の回が掲載されています。
「地域」についての考察。
実は、ぼくはこの1年かけて、地域ってよくわかんないなあと思いつつも、考え続けてきたのたけれど、実は今もよくわかんないです。
でも、いい区切りだし、秋津の岸さんや、和田の藤原さんの話を中心に、まとめてました。ちなみに、藤原さんの話は、以前のインタビューで、出せなかった部分を再度「インタビュー」として採録。

ざらに……婦人公論関係でのトピック。
この号の特集は「それでも男は必要ですか?」というショッキング(?)なものなのだけれど、それと連動して、日比谷のプレスセンターで、「読売・中公・女性フォーラム21 問われる男たち~女から見たその価値とは~」というのがあって、それのパネルディスカッションに出てきたのです。

基調講演は上野千鶴子さん。
そのあとのパネルディカッションが、上野さんと、板本洋子さん(日本青年館結婚相談書所長)、ぼくと、司会に麻木久仁子さん、いう陣容。

テーマがテーマだけに、なんかやりにくいなあ、とは思うのだけれど、まあ、いいや、おもしろそうだし。
それに、こういうのって、男を問うた瞬間に、女も問われてしまうのだから、どのみちおあいこ様なのです。

結果、たいそう楽しゅうございました。
上野さんは、はじめておあいするけれど、本当にcoolだった。「ふにゅう」を読んでくださっていて、おもしろがっていただいたのもうれしい。

そして、それにしても……板本さん、すごい。
話しだしたら、抱腹絶倒、そして、やがて悲しき……。
というわけで、会場にこられなかった方々、この本はお勧めです。

追って追われて結婚探し追って追われて結婚探し
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2005-02



麻木さんとも話していたのだけれど、するりと「はずみ」で結婚しちゃった(結婚できちゃった)人たちはスルーしてしまったとしても、結婚という一大事業の前には、男女の思惑やら、思惑以前の気構え心構え心持ちの部分からして、すれちがい、きしみあい、切実で、笑えて、泣けちゃうような、現実と妄想がまじりあった、不自由で愛すべき人々のドラマ、みたいなのがあるわけです。
はあっ。

そして、若者の結婚のほかに、50代以降の結婚需要というのが、今かなりあって、それがまた興味深いと同時に示唆に富むのだけれど、それは、また、別の機会に。