川端裕人のブログ

旧・リヴァイアさん日々のわざ

アメリカ・インフルエンザ事情

2004-11-11 23:24:13 | 日々のわざ
ロスアンジェルス在住のいとこののびちゃん、いわく、今年のflu shptは、製造元が出荷前になにか不純物が混入したことを発見し、回収し、今、品薄なんですと。
アメリカでは、基本的に打つことがよいと推奨されているような雰囲気があって、ちょっと調べてみたら(正確にいうとよく知ってる人に質問したら)CDC(感染症対策センター)のリポートがあるのを発見しました。
要は高齢者のハイリスク群と、6ヵ月から23ヵ月までの乳児は、打つべしという結論なんだけど、ちゃんと疫学論議の末にそういう結果がでて、おまけにだれでも見られるところにぽーんと置いてあるんでずね。
44ページにわたるPDFで、まだ結論部分しか読んでないですが、また読んだら報告します。

あ、ちなみに、このリポートはアメリカのワクチンについてのことなので、日本のには当てはまりません。それから、脳症の発生率はアメリカではなぜかきわめて低い、というか、インフルエンザ脳症は「日本の病気」らしいので、あんまり深い考察はなさそうです。




電子レンジ・携帯電話・続報

2004-11-11 18:41:20 | トンデモな人やコト
リヴァイアさん、日々のわざ: 電車の中で携帯電話を使うと、車内は電子レンジになる!

以前、↑こういう記事を書いたのですが、それにたいして、こんな記事があるよー、とおしえてもらったので、紹介しておきます。とても良い記事です。それもずいぶんまえに書かれてる。

「ペース・メーカーへの電磁波影響」にいただいたコメントに答える : IT Pro 記者の眼

携帯マナー向上に“見切り”をつけた名古屋の試みで考える : IT Pro 記者の眼

いろいろなことか論じられていますが、ぼくが関心をもっていた混雑した電車内での使用については、一度実験した限りでは、人体へいの吸収の方が大きくて、あまり電界強度が高まることもなかったようです。それよりも、すいたエレベーター内の方が危険であった、と。
もっとも、きちんと決着つけるべくデザインされた、しっかりした実験とはいいがたいので、このあたり、研究者に検証してもらいたいですね。


JASRACの非道

2004-11-11 06:18:17 | トンデモな人やコト
今更、な話題なのだけど、このブログを見ている方で、たまたま知らない人もいるだろうから、とりあげておくのもいいかな、と。

JASRACは、迷走というか、暴走しています。
この下のリンクは、新潟のジャズ喫茶のサイト。

JASRAC問題点

ちょっと長文だけど、読むと分かってもらえると思うのですが、この規模のジャズ喫茶に、過去10年にも遡って、楽曲の使用料を請求したりする。その額550万円。結局、280万円で和解に至ったわけだけど、あまりも不透明。
この他にも 「JARARAC ジャズ喫茶」でぐぐれば、いっぱいでてきます。「JAARAC ダンス教室」でもいいかも。とにかく、音楽がかかるすべての場所から、やつらはカネを取ろうとしているわけ。
なんかよくわからん事例続出です。

特に、衝撃的なのは、バッハや、ガーシュウィンなど、すでに著作権が切れていたり、JASRACの管理外の作品を演奏しようとも(仮に一ヵ月まるまる管理外の作品しか演奏しなくても)、包括契約でカネを取る、それ以外は認めない姿勢。信じられないっす。
その理由として、いちいちどの曲を演奏したか管理できない、ということがあるのだけれど、自分の管理能力のなさを相手に転嫁してるわけですよ。なんだかなあ。

あとね、ジャズのインプロビゼーションが、原曲のアレンジであるという解釈。
それは、まあ、そうかれしれないと思うのだけれど、この場合、残るのはコードと、ざっくりとしたリズムだけなわけで、そのレベルで著作権を主張されると、だれもがやってるコードのパクリ(それはパクリですらなく、コード進行というのは、我々の音楽文化の普遍的な資産と捉えるほうが正しいでしょう)すら、著作権侵害になってしまうわけ。

ひとつ知りたいのは、JASRACの「現場」でこいういう取り立て業務してる人って、ハッピーなんだろうか。
著作家を守る仕事をしているといいつつも、音楽文化全般を殺すような所業を繰り返して、それでいいと思えるようなメンタリティの人たちが、何百人もそろうなんてことはないはずで、中には寝付きの悪い人、抗うつ剤のお世話になってる人なんかもいるのでは?

悪いこといいません。
スピーク・アウトしてくださいな。
JASRACの闇を内部から暴いてくれる人、歓迎。
全面支援したい気分だよ。


Z会の添削問題

2004-11-11 05:57:24 | 自分の書いたもの
小学校5年生のZ会添削問題に、「オランウータンに故郷の森をかえす日」が使われて、その小冊子が送られてきました。
これがまた興味ふかし。
解答集も添付されていて、こういう文章が、このように問題化されて、かくなる注釈をされるのね、と興味津々でありました。

ちなみに、使用料、払ってくださいましたよ。
1万ちょっと、くらいの額なんですけどね。
要求したわけでもないのに、大変美しいです。

それで、思い出したジャズ喫茶問題。
次のエントリで書きます。