KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

自分に注意したい

2009年04月02日 19時48分54秒 | 独り言
昨年秋からの世界同時不況の影響が、日本の実体経済にまで及んで、日銀短観が最低、失業率が*%、個人消費のマイナス、等々毎日マスコミは不況と煽っているが、この不況はマスコミの責任も大きい。
逆に不況により輸入資源価格が大幅に下落した事、アメリカでの自動車販売の底打ちした可能性があるとか、前向きな報道は少ない。

景気は一本調子ではなく、山があれば谷もある。好況のピークが過ぎれば必ず後退局面から不況になり、底を打てば回復して、再び好況に転ずる。

今回は2002年から始まった『いざなぎ越え』と称された好景気が永久に続かず2007年に終わった。
景気は循環するので、必ず出口はあり、悲観的になってはいけない。

2008年度は赤字決算の会社が少なからず有ると思うが、赤字決算をできる企業は、じつは財務状況の良い会社なのです。
赤字決算とは急激な在庫調整をした結果で、健全な財務状況の間に膿を出し切った体力があるという事です。

アメリカやイギリスは世界と伍すだけの製造業がもはや自国に無いため金融立国となり、今回の金融危機で大きな打撃を受けたが、日本は違う。
日本の最大の強みは勤勉さと高い技術力です、その高い技術力に加えて、企業同士の産業連携がスムーズに機能して技術を磨いてきました。
その証拠に日本には創業から百年以上生き残ってきた企業が全国に十万社以上も有るそうです。二百年以上だと世界七千社のうち三千社がは日本企業で、その内の五割ほどが製造業と聞きました。

決して新聞を見て悲観しない様にしたい。