ショッカーのアジト

先日、ショッカーの秘密基地に潜入してきました！！

イーッ！！

点火！！

今朝、アラジンストーブに点火しました。
寒いですからね～なんて言ってたら北海道に住んでいるみんなに怒られちゃうかな（笑）

中村屋！！

追悼の意味を込めて中村屋さんに対する僕の想いを書かせていただきます。
中村屋さんが亡くなってしまいました。
どう、言葉に表していいのかわかりません。

最後に観た舞台は今年2月、当代勘九郎の襲名興行でした。
その舞台で不仲と言われていた吉右衛門丈と同じ舞台上がったのが感慨深かったことを覚えています。

中村勘三郎という名前は元々は中村座という劇場の興行主の名前で役者の名前ではありません。
それゆえに家の芸というものがありません。
成田屋だったら歌舞伎十八番、音羽屋だったら新古演劇十種と言う具合です。
先代の十七代勘三郎はいろんな役をやりその役の多さでギネスにも乗ったということを聞いています。
それだけ苦労したということでしょう。
また、逆を言えばいろんなことに挑戦できたということです。
当代勘三郎が平成中村座、串田さんとのコクーン歌舞伎、野田英樹・工藤勘九郎・渡辺えり子などに歌舞伎を書いてもらったのもそういう自由さがあったからだと思います。
その全てが成功だったとは思いませんが。

そんな中でも僕はやはり古典が好きです。
舞踊では「高杯」「船弁慶」「道成寺」「連獅子」世話物では「東海道四谷怪談」、「夏祭浪花鑑」、義太夫物では「俊寛」というところが思い出されます。
ただ、一番印象に残っているのが歌舞伎座さよなら公演最終月の「助六」で通行人を演じた時です。
コミカルな役ではあるんですがいわゆるおいしいところを全部持って行っちゃったんです。
その時はホントさすがと思いましたし山川静雄アナに100年に一度の役者と言わしめた事を思い出しました。
しかし、中村屋さんの全盛期はこれから来るはずだったんです。
それを観る事の出来ない悔しさはどう表現していいかわかりません。

また、中村屋さん贔屓の方は中村屋さんを観に行くのであって他の歌舞伎をご覧にならない方も多い様に思います。
そういう方々が今後歌舞伎をご覧にならない可能性もあると思います。

もちろん芸の上でも残念なのですが57歳という年齢も歌舞伎界にとって大損失な理由があります。
今の大看板、菊五郎、團十郎、吉右衛門というところを第一世代と位置付けた場合、彼らの子供の世代は第三世代と言えるでしょう。
菊之助、海老蔵、猿之助等スターが揃っています。
しかし、この第一世代と第三世代の間の第二世代は中村屋さんと三津五郎丈しか思いつきません。
将来第三世代の重しになるであろう中心人物がいなくなってしまったんです。
團菊の次の世代がいなくなってしまったんです。
第三世代の負担はいかばかりでしょう。

また、勘九郎と七之助の後ろ盾という側面もあります。
歌舞伎界では後ろ盾がないといい役がもらえないという事がよくあります。彼ら2人に取ってもそれは例外ではないと思います。
コクーン歌舞伎は続けられても平成中村座はもう出来ないでしょうし、他の人の舞台に立つ機会が増えるかもしれません。
しかし、それをチャンスだと思っていろんな経験を積んでいったらいいと思います。
芝翫さんも菊五郎劇団での経験が大きかったと晩年話していましたし。
10年後、15年後にまた中村屋の歌舞伎を勘九郎、七之助が中心になってできたらいいのではと思います。
血筋で言ったら6代目菊五郎の音羽屋の、そして歌右衛門の成駒屋の血双方が流れているわけですから。

来春、新歌舞伎座の柿落としの華やかな場に最も華やかな人がいないという現実を考えた時にどうしようもない憤りと悲しさがこみ上げて来ます。

もう一言言わせてもらえるならば新歌舞伎座で中村勘三郎の「俊寛」が観たかった‼

最初誰かわからなかったんですよ

パッと見誰かわからなかったんでですよ。
でも、よくよく見ると猪瀬直樹さん

肌の色がずいぶん健康的になっていますね～。

素朴な疑問ですが、選挙ポスターって修正掛けてもいいんですか？？？