桑名の七里の渡しから始まり、四日市・伊勢街道との分岐点、日永追分・芭蕉が落馬した杖衝坂・石薬師・広重名画「白雨」の庄野・ローソクの亀山・英国喫茶アールグレイの在る関宿まで、狭い旧東海道十一里(約44km)を自転車で巡った。とても良かった。国道1号線からは離れ、常夜灯や道標が在 るところもあれば、全く興味が無いらしい市町村もあって自分でトレースした地図が手放せないおもしろみもあった。地元の人に「この道は旧東海道ですか?」と聞くのもおもしろい。中高年のウォーキング族も多く、ここでも元気。途中「お疲れ様です」と声を掛けた一団に、車で関宿へ先回りしたらしく、逆に声を掛けられて驚いたりと、旅はおもしろい。私も同じ中高年の域なのかもしれない。関宿では"あいづや"の街道そば、名物山菜おこわと山菜の天ぷらで腹ごしらえ。アールグレイの紅茶で癒されて締め括り。帰りは自転車を折りたたみ、JRで桑名宿へ。次は熊野古道巡りかな。
桑名近郊の旅へ行ってきました
単身赴任の桑名と故郷熊本から出かけた旅と家族の記録