ワシにはできん

　星野監督(正確には元)は、親しい人にも病気のことは知らせず、痛み止めのモルヒネの投与も断っていたという。

　そして、本人の強い希望で、葬儀も密葬の形式だった。

　周りに悟られることなく、周りに迷惑をかけず、逝ってしまった。

　星野監督らしい男らしい一生だった。

　もし、私が再起不能の病気になったら、そうはいかない。

　自分だけ死ぬのが我慢ならず、できるだけ多くの友人知人を道連れにしたいと思うだろう。

　そういう意味では星野監督と同じく、周りのみんなには知らせず、

　体に悪い習慣を身につけさせ、身体に悪いことをさせまくっちゃる。

　ざまーみろ。