母は甲殻類が好きだった。
カニ、エビ、シャコ。
しかし、甲殻類なら何でも好きという訳ではない。
カブトガニやカブトムシ、フジツボ、攻殻機動隊などは食べなかった。
食わず嫌いだったのかもしれない。
母の父は戦争で亡くなった。
終戦時、11歳だった母は、長女で長子だったため、
二人の弟と二人の妹の面倒を、残された母親とよく見ていたという。
「卵とかバナナは、体の調子が悪くなって寝込んだ時にしか食べられなかった」と
よく言っていた。そんなバナナ。
母の世代は、荷車からトラック、蒸気機関車から新幹線、春画からエロ本、
オート三輪車からハイブリッドカー、白黒真空管テレビから3Dテレビ、手紙からメール、
木の冷蔵庫からパナソニックの大型冷蔵庫、洗濯板から全自動洗濯機、
アイスクリンからガリガリ君、黒電話からスマホ、大河内伝次郎から石田純一、
金田正一から大谷翔平など、すべてのものが進化を遂げた。
何もなかった時代から、これだけ発展すると誰が予想できただろう。
激動の時代を一世代で経験したと言える。
カニ、エビ、シャコ。
しかし、甲殻類なら何でも好きという訳ではない。
カブトガニやカブトムシ、フジツボ、攻殻機動隊などは食べなかった。
食わず嫌いだったのかもしれない。
母の父は戦争で亡くなった。
終戦時、11歳だった母は、長女で長子だったため、
二人の弟と二人の妹の面倒を、残された母親とよく見ていたという。
「卵とかバナナは、体の調子が悪くなって寝込んだ時にしか食べられなかった」と
よく言っていた。そんなバナナ。
母の世代は、荷車からトラック、蒸気機関車から新幹線、春画からエロ本、
オート三輪車からハイブリッドカー、白黒真空管テレビから3Dテレビ、手紙からメール、
木の冷蔵庫からパナソニックの大型冷蔵庫、洗濯板から全自動洗濯機、
アイスクリンからガリガリ君、黒電話からスマホ、大河内伝次郎から石田純一、
金田正一から大谷翔平など、すべてのものが進化を遂げた。
何もなかった時代から、これだけ発展すると誰が予想できただろう。
激動の時代を一世代で経験したと言える。