UC YMO [Ultimate Collection of Yellow Magic Orchestra] (通常盤) 価格:¥ 3,150(税込) 発売日:2003-08-06 |
今日のお気に入りのCDは、YMOの2枚組ベスト、「UC YMO」。
ハウス以降再びテクノというか打ち込みが掘り下げられ、YMOも再生された訳ですが、打ち込みで考えられることは散開前のYMOがほとんど手を付けていたと思います。
こうして並べてみると、バリエーションが豊富ですし。音の硬度の幅もハウス前後の打ち込みよりも広いと思いますし。
また、同級生なクラフトワークが作品を重ねる毎にマシンとシンクロを深めていったのに対し、YMOは作品を重ねる毎にヒューマン化を図っていったように思いました。
1枚目・3曲目の♪TONG POOや1枚目・8曲目の♪BEHIND THE MASKがYMOの真骨頂ともいえるテクノな一方で、1枚目・12曲目の♪NICE AGEや2枚目・5曲目の♪体操らはニューウェーブ色が強いと思いますし、2枚目・7曲目は♪君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス- で2枚目・12曲目は♪過激な淑女ですし。
いずれにせよどの時期のYMOも捨て難いですし、個人的には前述した♪TONG POOや♪BEHIND THE MASKに♪NICE AGEと♪体操が好きですが、何度聴いてもやっぱり2枚目・15曲目の♪PERSPECTIVEがYMOで一番好き曲です。