≪整心療法研究所≫自己治癒力により心身が整っていく

自己治癒力により心身が整っていく。量子力学・宇宙物理学・脳科学の観点から精神を捉えた新しい科学に基づいた療法。

414)自発性を育てる=待つ

2015年05月17日 | 育児・子育て

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「自発性を育てる=待つ」 について書きます。

自発性を育てるには、まずそばに居る人が『待つこと』だと考えます。
自発性とは辞書によると、他からの教示や影響によるのでなく、内部の原因・力によって思考・行為がなされることとあります。
簡単にいうと、自ら発すること。

そのためにはどうすればよいか?
それは簡単、ただ一つ『待つこと』
その人が自ら発するその時をひたすら待つこと。
そのために必要なことは「沈黙」
つまり、その人を取り巻く人が黙って忍耐強く待つこと。
何も言わず、何もせず、ただ待つのみ。
これに徹すること。
しかし関心は向け続けていること。

この環境の中に居続けると、いつか人は何かを発せざるを得なくなる。
なぜなら沈黙は人の思考や想像を作動させるから。
眠りでさえも夢という思考を作動させる。
外から見ると、何もしていないかのように見えるかもしれない。
あるいは、寝てばかりだったり、ゲーム三昧だったりもする。
それに対して口出さず、意見せず、ただひたすら沈黙を守り続ける。
そうすると、いつか必ず何らかの言動を発する時がくる。
その時をただひたすら待ち続ける。

関心を抱きつつ、沈黙し待つこと。
これが自発性を育てる最初の環境だと考えています。

シニフィアン研究所のHP http://signifiant-lab.com/  
Twitter https://twitter.com/rakuhomanami 


 

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413)自信を持つために

2015年05月11日 | 育児・子育て

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「自信を持つために」 について書きます。

自信を持つためにはどうしたらいいですか、と質問されることがあります。
それは「あなたが信頼する他者から肯定される体験を持つことだ」と答えます。
人は自分で自分に「これでいい」「間違ってない」とどんなに言い聞かせても一抹の不安が残るものです。
それは人間である=言語を持っていることと関係が深いといわれます。
考えることも、思うことも、感じるということさえも言語の作用だから。
言語を廃して人は何ものも意識できないといわれています。

これらのことから、自分が感じたり、考えたりしていることが確かなことであると自分だけでは確定できない。だから自分以外の他者にそれを確認してホッとする。

五官の感覚を考えてみます。
今誰かが歌を唄っているのが聞こえたとします。
それを隣の他者が同じように聞こえていると言ったら、聞こえている自分の耳を疑わないでしょう。目もそうです。自分の見ているものが他者も同じように見えていると言ったら安心します。

このように自分の五感が他者と同じだと確認できたなら安心し、自分の五感を信じることができるでしょう。逆なら、自分の五官の感覚がどこかおかしいのではないかと疑いを持ち不安になることでしょう。そして、自分と同じように感じていると言ってくれる他者を探したくなるかもしれません。
この自分の五感に自信を持つには自分と同じだと言ってくれる他者を必要とするのです。つまり、自分に自信を持つには自分を肯定してくれる体験の積み重ねが必要だといえるでしょう。そして、その他者が自分が信頼する(好きな)人であればなお自信の度合いは強くなるに違いありません。 

これらのことから、自分に自信を持つには、傍に居る信頼する他者から肯定される体験を可能な限り多く持つことだと考えるのです。

もし、自分に自信がないと思ったなら信頼する人に肯定してもらいましょう。
もし、自信のある子どもに育てたいなら、肯定してあげましょう。
もし、肯定する方法が解らないとするなら学びましょう。
そうすればいつか自信を持てることでしょう。

お問い合わせはシニフィアン研究所まで http://signifiant-lab.com/
Twitterでもつぶやいています。 https://twitter.com/rakuhomanami
 

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411)思春期の子ども

2015年04月20日 | 育児・子育て

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「思春期の子ども」 について書きます。

私たちは思春期を第二次反抗期と呼んだり、疾風怒濤の時期と呼んだりします。
この時期の子どもに一体何が起こっているのか。
ここでは、アイデンティティの確立の視点から考えます。
アイデンティティの確立とは「私はわたしである」との自我同一性を持つことを指します。
「自分は一体何者か」
「自分に一体何が起こっているのか」
「自分は何をしたいのか」
「これは本当に自分が求めていることなのか」
「生きるとは」などなど

このように、それまでは外へと向かっていた関心が自分の内面へと向かう時期でもあります。それまで周りから言われてきたことを再度自らに問いかけます。
それと共に身体生理的にも大きな変化が表れます。
いわゆる心身共に子どもから大人への移行期を思春期と呼びます。

「私はわたし」というアイデンティティを確立するには「私」を見るもうひとりの「わたし」という視点が必要です。一人の私を二人に分裂させる視点です。
これはまさしく「鏡に映った私」と「それを見るわたし」といえるでしょう。
それともう一人「他者が語る私」が加わります。
この三人の私が対話するのです。
そして「鏡に映った私」と「それを見るわたし」と「他者が語る私」を統合して一人の私であると結論づけること
これがアイデンティティの確立(自我同一性を持つ)へと繋がります。
色々な私がいるけれど、それでも「一人の私」だと再構成できること。
これを「アイデンティティの確立(自我同一性を持つ)」といいます。
そのようにして再構成したものが自我と呼ばれるものです。
つまり自我は様々な私の寄せ集めです。
そしてその内容よりも「私はわたし、他の人とは違う一人の私」だと考えられる方が重要です。

このようなアイデンティティを獲得するためには、年単位の時間が必要だといわれます。
様々な自我と出会って、迷い、怒り、戸惑い、否認、反抗、拒否、無視、受け容れ、再認している時期です。
これら自らの内面から突き上げてくる何かに自分でも手を焼いているのです。
ですから他者に対してもその存在や言葉が邪魔に感じ、苛立ち、イライラ、暴言を吐いたりします。
周りの大人は「やりにくい、難しい、何考えているか解らない」などと語ります。
それは当然です。
当の本人が疾風怒濤の中にいて、一番自分が解らず悪戦苦闘しているのですから。
子どもから大人へと脱皮する、まさしく産みの苦しみの時期とでも呼べるでしょう。

誰もが大なり小なり一度は通過しなければならない道です。
私たち大人は心配しつつも黙って温かいまなざしで見守るしかないでしょう。
必要なときは助けを求めるだろうと信じるしかありません。
見守り方(対応の仕方)を間違えなければ、きっと自力で通り抜けることでしょう。
このような思春期の子どもからのメッセージの読み解きと対応の仕方は様々あります。
関心を持たれた方は下記を参照ください。

シニフィアン研究所 HP http://signifiant-lab.com/ 
Twitter https://twitter.com/rakuhomanami

 

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407)やる気を持つ子に育てよう

2015年02月23日 | 育児・子育て

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「やる気を持つ子に育てよう」 について書きます。

やる気はどこから湧いてくるのでしょう。
それは自己愛が育っているから。
自己愛の根底には自己肯定があり、自己肯定は大好きな人から認められることから育つといわれます。認められるためには、まず自ら発することが必要。これを自発性と呼びます。

つまり、やる気を持つ基本は自発性
やる気を育てるためには自発性を育てることだと考えます。
では、自発性を育てるためにはどうすればよいのでしょう。

辞書によると、自発性は「他から影響・強制などではなく、自己の内部の原因によって行われること」とあります。
それは行動でも、言葉でも何でもいい。
自ら発することが大事。
何らかの刺激がきっかけとなって湧いてくるものともいえます。
例えば、感情を考えてみましょう。
喜怒哀楽に代表される感情は湧いてくるのが基本。
決して人からもらうものではありません。
その人の何かが刺激となって自分の内側から湧いてくるものです。

このように、自発性は何らかの刺激に対して内奥から湧き上がり、様々な形で出てくるものといえます。その出てきたものが他者によって認められ、受け容れられる体験が、自らもその湧き上がってきたものを認め受け容れることでしょう。
認められることで子どもは自発性を持つことができるのです。
その蓄積が自己肯定につながり、自信を持ち、自己愛が高まり、やる気を持つことにつながる
これがやる気を持つ子どもを育てる基本だと考えます。

まずはその内容の是非や評価をする前に、子どもの自発性を認めましょう。
「あなたはそう思うのね」「そう感じるのね」と。
そうすればきっと、自発的にどんどんやる気を持ち、発揮することでしょう。 

 

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406)集中力の基は「まなざしと声」

2015年02月19日 | 育児・子育て

シニフィアン研究所(埼玉県上尾市&和歌山県和歌山市)の楽歩愛真です。
なぜ、どうしてとの疑問を持ち、納得のできる答えを知りたいと考えている人にとって、精神分析という対話療法は有効な方法です。

今日は、「集中力の基はまなざしと声」 について書きます。

集中力をもつことが大事だといわれています。
集中力を持つ、あるいは高めるにはどうしたらよいかについてもノウハウ本は多々あります。
ここでは、その集中力の基は「まなざしと声」にあるとの仮説をたて考えてみます。

まず、集中力を持つとはどういうことか。
一つのこと(もの)に焦点を合わせることです。
いわゆる一点に焦点を絞ること
焦点を絞るには二つの方法があります。
・自ら焦点を絞る何かを持っている場合
例えば目的や目標のものを持って探している場合です。
これは集中しようと意図している(集中する一点を持っている)ので、今は置いておきます。
・自ら意図したものを持っていないのに焦点を絞ってしまう場合
例えば、急に物音()がした時、大抵は反射的に音()がした方に顔(意識)を向けます。
つまり、音(声)が振り向かせた=音(声)に集中した、音(声)を出した一点からこちらに音(声)が向かってきたといえます。

これをまなざしに置き換えてみます。
誰かのまなざしが自分の方にやってくる。だからそのまなざしに顔(意識)を向ける。
この誰かからまなざしを向けられる体験が意識を向け、それに注意し集中する基ではないかと考えます。
その最初は、やはり自らを世話してくれた対象(養育者=母)からではないでしょうか。
自らが意識しない時から、ただ一人の人から継続的にまなざし(優しく暖かいまなざし)を与え続けられたなら、それと同時に優しい声で語りかけられたなら、自ずとその声とまなざしの方へと顔を向け、意識を向けることでしょう。
つまり眼差しと声に導かれてその方へと意識を向けるといえます。 

ここで特に重視したいのは、「ただ一人の人から」と「継続的に」です。
特に「ただ一人の人から」というのはそのまま一点(光源)に通じると考えるからです。
また多数いると、目移りしてしまって一点に絞れないでしょう。
集中する=一点に焦点を絞ることですから。

この繰り返しが身体に刻印され、やがて集中力へと繋がってゆくのではないか。
つまり、ただ一人の人から継続的に眼差しと声を向けられ続ける体験が後の集中力の基となると考えるのです。 

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