森の空想ブログ

「森の野草茶」デビューしました/「2018オーガニックフェスティバル宮崎」にて[森の野草茶<1>]

「森の野草茶」が、一定の完成域に達したので、公開・販売を開始しました。私(高見)が、長年山野を歩き、旅をしながら組み上げてきた、調合(ブレンド)と効能と風味などが、納得できる段階に至ったのです。大げさに言えば、幼少期、山の暮らしや薬草・山菜・染色等に精通していた祖母と一緒に山や森を歩いた頃から積み上げてきた半世紀にわたるデータの結集と把えることもできます。この仕事は「友愛の森/里山再生プロジェクト」に参加してくださっている仲間やこの地で生活したことがあり、長い旅を経て帰って
来た林田浩之君などとの共同作業により、実現したものです。これから、素材やデザイン、ネーミングなどの検討を加え、進化を続けていきます。ということで、まずは第一報をおとどけするものです。





パッキングの姿と野草・薬草・染料などの素材が並んだところ。表記の文をここに転載しておきます。

「木が三本繁れば森となり 清らかな水が湧き 山神が宿る」
というキャッチコピーは諸塚神楽の「山神の舞」の文言からいただきました。
説明は簡略に
「九州脊梁山地の山々とひなたのくに・宮崎/茶臼原の森「里山再生プロジェクト」から採集された野草・薬草をブレンド」
内容の説明
「黒文字・朴の葉・赤芽柏・隈笹・真菰・どくだみ・枇杷の葉・烏山椒・柿の葉・岩たばこ・きらん草・青文字・冬苺・忍冬などの中から九種が季節ごとに配合されます」
用法
「この一袋が一回分。約2リットルの水で煎じます。沸騰したら5分~10分弱火で煎じ、自然に冷えるまで置いて出来上がり。冷蔵で1週間、上止んで4日間程度美味しく召し上がることができます。効能はそれぞれネット検索してください。この一袋でシルクハンカチ2枚分程度の染料となります。徹媒染で渋い銀鼠色、銅媒染で黄色みがかったベージュなどが染まります」





「森の野草茶」は、先日開催された「2018オーガニックフェスティバル宮崎」が正式な発表機会となりました。自然との共生を共通理念に掲げたこの企画の中で、全体になじむか、「生き方そのもの」を模索する世代の人々に受け入れられるか、などという課題を持っての参加でしたが、違和感なく会場の雰囲気に溶け込み、多くの人の支持を得られて、良いデビュー戦となりました。




「三本の樹プロジェクト」とは
「森に入り、山辺の道を歩き、伐採された林、焼き払われた野、渓流沿いの崖などから、染料・薬草・食材などをいただき、利用し、移植・播種して、里山の森を再生してゆくプロジェクトです」
という表示を掲げました。



「森の野草茶」価格は1袋380円。3袋で1000円。10袋以上・1袋350円で販売中(送料別)。10袋以上お買い上げの場合は、季節ごとの素材(たとえば枇杷の葉20枚、朴の葉20枚など)をプラスしてお送りしています。送料等については今後の検討課題。
お問い合わせは[森の空想ミュージアム/担当・高見]のメール takamik@tea.ocn.ne.jp へ。

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