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根で生きるということ/縄文植生のこと② [友愛の森/里山再生プロジェクト<6>]

2017年06月18日 | 神楽スケッチ



梅雨入り宣言以後、ほとんど雨が降らず、地面はカラカラ。
そのため、予定の「山焼き」は中止して、来週の火入れのための下準備をしておく。
小規模といえども、山での火入れは、飛び火や苔・枯れ葉などを伝って燃え広がってゆく地表面下の火には万全の注意が必要である。




庭の隅に生えていたコブシ(辛夷)の苗を移植する。コブシは本来、落葉広葉樹林の植物だが、庭木として近隣の家や施設に植えられているため、その実が飛んで(あるいは鳥に運ばれて)、芽生えたものだろう。
植え込むために鍬を入れると、森の下地には、びっしりと根が張り巡らされていることがわかる。その根こそ、杉山の中で長い年月を生き延びてきた、「縄文植生」の植物たちである。そして、森が切り払われたあと、真っ先に芽吹き、次なる森を形成してゆく力強い植物群である。この中から、薬木・薬草・染料・食材(山菜)として利用できる草木を選別し、残してゆく。これがこの「友愛の森/里山再生プロジェクト」の骨子である。




空き地に生えていた実生のカボチャ(南瓜)の苗を移植。昨年は、家の前の小さな畑と広場を占拠するほどに繁茂し、沢山の実を実らせた。その種子だから強い生命力を持っているはずだ。今年、森の菜園が出来上がるかどうか、楽しみがまた一つ増えた。
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