空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

ホイール対決

2017年07月02日 21時30分12秒 | -----ホイール-----
なるべく正確に比較するならば、
タイヤを揃える必要があった。

金欠で苦しい今年なのだが、
探究心(物欲)に耐えられず…



ようやく比較走行テスト!
ただし1回のみ。(時間が無い)



ゼンティス スクアッド4.2
コルサスピード(チューブラー)




フルクラム レーシングゼロ
コルサスピード(チューブレスレディ)



どっちも23C。
もちろん、"安い時"に買った。

<画像はヴィットリアジャパンから拝借>

2017年の6月時点で、
とある海外のタイヤ性能テストでは以下の通り。


コルサスピード最速。
TLRの方がTUより上。

以前、コンチ4000でも
同様にテストしたが、

値段が倍もするゼンティスが、
レーゼロに負けてしまった…。

ちなみにワットを一定にして
優劣を付けるのは自分はしない。

単純に全力に近い力をだして、
とにかく速くなる方を勝者。

力が出せるというのも
性能の一部とみなしている。



ヒルクライムで検証。

先にレーゼロ。
8.1km 3.8% 21:22 275.5W 22.6km/h

次にゼンティス。
8.0km 3.6% 21:17 278.7W 22.6km/h

結果的にワットも近いな。



下りも検証。一切ペダリング無し。

レーゼロ。
4.7km -3.6% 06:22 43.8km/h

ゼンティス。
4.6km -3.7% 06:24 43.4km/h


なぜか距離に違いがあるが、
サイコンのボタンを押した場所は同じ。
その誤差は1秒もないはずだ。

それを踏まえてみても、
互角!!誤差の範囲。

倍も違う価格差から見ると
憧れのカーボンホイールの現実が痛い。

まぁ、見た目第一主義で
買ってるから後悔はないのだが。
(クリンチャー買っとけば
良かったという後悔はある。)



ただ、この2つのホイール。
ペダリングの感触はだいぶ違う。

レーゼロは辛くなると頑張れず、
タレるのを回避するのに、
ほどよく力を抜く必要がある。

頑張れないが転がりが良く、
ベストを心がけると結果速い。

踏むペダリングの方が楽。


ゼンティスは、辛くとも頑張れる。
力を込めて走っていた気がする。
気を緩めると足も緩んでしまい遅くなる。
始終攻めを意識することで速くなる。

回すペダリング(パイオニアで効率のよい)を
意識しないとパワーが伝達しない。



走行中はゼンティスのほうが
速いんでないか?と思っていたが、

レーゼロは足が緩んだときでも
減速せず転がっていたのだろう。

下りで僅かにレーゼロが速いのは、
タイヤの転がりの良さだと推測。

タイヤとハブはレーゼロが勝り、
エアロと軽さはゼンティスが勝る。

僅かなその違いがちょうど五分。


速さは互角だが大きく
差が付いている点がある。

ゼンティスのチューブラーの方が、
タイヤが柔らかく快適。

チューブレスの方が快適なはずだが、
ホイールとの相性だろうか?
ラテックスが単に好みなのか?

もう一つは、
辛い時でも踏み込みが頑張れる点。
それが楽しさに繋がり相乗効果をもたらしている。

緩斜面で立ちこぎに切り替え、
攻め続ければレーゼロより速いか?

急勾配ではゼンティスの方が
速いのでは?という推測。

酸ヶ湯でテストをしたかったな。



この結果を踏まえ、
ヒルクライムはゼンティスに決めた!

雨ならシーラント入ってるレーゼロ。






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