くつした工房からの便り

くつした工房の日々の出来事つづり・・・

ミーちゃんの帝王切開

2024-05-18 15:46:04 | 記憶

母がまだ元気で・・(20年以上前だよね・・)母のもうすぐ命日だ。

 

みーちゃんが我が家で過ごしていて・・のときのお話

なんだか沢山動物たちがいた頃のお話

 

みーちゃんは 私がお夕飯の支度をしていたときに

鳴き声が聞こえて探しに行った 保護猫なんだ。三毛猫のみーちゃん。

 

その時にはお腹が少し大きくなっていた

しばらくして 私の枕元で朝 目が覚めたらひとり

でもその後 みーちゃんは苦しそうだけど生まれてこないの

母が「猫でこんなに苦しんで次が生まれないのは変!!」「病院へいこう!!」

それでとにかく病院へ走った。

 

そこで言われたのは「このコ 多分交通事故にあってて 骨盤がちゃんと開かないんだ どうする?母猫を助けるか子供を助けるか」と言われ

とっさに二人で

「え???」「両方!」

そこから帝王切開の手術が始まって。

 

当時だから小さな動物病院で助手さんがいるわけでもなく 先生が取り上げてくれる子猫を手術室から運んでくるたびに

私がタオルで拭いて 母が自分のエプロンにくるんで温めて

5人兄弟 母猫もちゃんと処置をしていただき無事。。

あのときね。母がエプロンのポケットに入っていた金額で先生はそれでいいからって。

安くはないけど今考えると高くはない。

その当時はまだ保護猫とか保護犬とかの時代じゃないから

 

子犬を10頭 哺乳瓶で大きくしていた経験がある私だけど。生まれたての子猫。初乳はままがいい。麻酔が覚めるのをまった。

痛々しい手術跡だけどママは強い。全く関係なく子猫たちをなめ回し・・

 

猫の帝王切開・・ちゃんと命 動物たちは強いよ。ってその時再認識していた。

動物は生きることを考えていて 痛みとか苦しみよりも生きることが最優先なのだと獣医先生に聞いたことがある。

 

すごいね ふっとあのときのみーちゃんを思い出していた、


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