日本共産党山口中部だより

山口市・防府市・周南市の日本共産党から住民のみなさんへのお知らせ

市税の滞納 相談者の立会い禁止

2012年06月16日 | 日記
相談者の立会い禁止は許せない

山口・吉南民主商工会が市に申し入れ
 県下でも異常に強権的な滞納税金等の徴収を続ける山口市収納課ですが、昨年の「タイヤロック事件」(独身女性の車を税金滞納を理由にタイヤロックした)に引き続いて、今年から「本人以外の第三者の立会い拒否」を言い出しました。
 これは、山口・吉南民主商工会の事務局員が滞納している会員の相談を受け、本人とともに収納課に出向いたところ、「今年から本人以外の同席=立会いは拒否する」と一方的に言い出したものです。

 拒否の理由は「秘密漏洩」

 拒否の理由は、地方税法の「(公務員による)秘密漏洩に関する罪」が「2年以下の懲役又は30万円以下の罰金」から「2年以下の懲役又は百万円以下の罰金」に厳罰化されたことにともなう措置だと説明。
 これに加え、撤回を求める6日の収納課への申し入れでは、「何で立会い拒否なのか」という民商側の質問に小野課長は「収納課の職員はていねいに滞納者の話を聞く姿勢を持っているので・・・ひとりでも十分でしょう」との認識を説明。立会い拒否の法的・合理的な根拠の説明は市の正式回答で改めてということになりました。

きわめて不当な姿勢

 参加者からは「市の主人公は市民。市民からの相談には立会人とともに親切に相談に乗り、その解決に力を貸すのが市の責任・仕事だ」「もっと市民に親切な相談しやすい対応をすべきだ」「市民の幸せを実現するという自治体の目的に反する行政だ」「議員が相談者と一緒に立ち会うのもダメというのか」などの批判の声がたくさん出ました。
 今回は、渡辺市長に対する「申入書」を提出、一ヶ月以内に文書回答と同時に交渉を行うことになりました。
 なお、この日の申し入れには、日本共産党の菊地たかじ、かわい喜代の両市議も同席して参加者を励ましました。

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