usuaL Day 940.

日常、思うことをつづる…。

サラン ハムネダ 愛は天の川を越えて

2004-11-25 | 趣味
今日は映画じゃないです。映画だと思って借りてきたんですが・・・、TVドラマでした。

ドラマっぽい映像、撮り方だなーとは観ながら思っていたんですけど、さっき調べたらやっぱりドラマでした。でも、せっかく観たので感想を書きます。



2003年、韓国。

出演 チェ・ガンヒ リュウ・スヨン ほか



intro.

朝鮮戦争停戦50周年を記念して制作されたドラマだそうです。

韓国の青年記者と、北朝鮮美女応援団の一人が禁断の恋に落ちていく話です。



観ているときは、この作品が朝鮮戦争停戦記念のものとは知らなかったのですが、

それを意識させるようなセリフがいくつかありました。

なかでも、心に残ったのは、「僕らは戦争をしてないよね」というセリフ。

北と南の微妙な関係を若者の視点からうまく捉えた言葉だなーと思いました。



あと、気になった点は「赤」の意味合いの相違。

北はいわゆる「アカ」の意味合い。南はサッカー代表の「赤」いユニフォーム。

これもうまい対比の仕方だなーと。なんで韓国のユニフォームは赤いんだろう?と疑問が残りました。



あらためて思ったことは、朝鮮戦争は停戦なんだということ。しかし、こういうドラマを制作するということはその裏になんらかの意図が隠されているという理解でいいのかな。



サブタイトルの表現はなかなか好きです。よく考えるなーと感心してしまいました。

結構、ハラハラドキドキ感も楽しめます。



ドラマだったから映画鑑賞の記録にいれません。

☆は3つくらいかな。冬ソナよりはこっちのが好きだな。

歴史問題を含む時点で隠されたストーリーがあるから面白い

ジョゼと虎と魚たち

2004-11-24 | 趣味
2003年、日本。



監督 犬童一心

出演 妻夫木聡 池脇千鶴 ほか



intro.

大学生の恒夫と足にハンディを持つ女の子・ジョゼの恋の物語。





池脇千鶴が脱いだ!とかで一時期話題になってた映画。



妻夫木演じる恒夫のズルさがなんだかイヤな感じ。

それは、恒夫が自分だったら同じようになってしまうだろうなという意味でなんだけど。

それだけ男心であったり、ハンディを持つ人に対する気持ちをうまく捉えているとも言えるかもしれない・・・だから、見終った後自分の心を見透かされてるようでいやだった。



あと、無駄に裸の女性を出さなくていいと思うんですが・・・



☆2つ。(にしたのは、上にも書いたような気持ちになったからです。)

星願 あなたにもういちど

2004-11-23 | 趣味
1999年、香港。

監督 ジングル・マ

出演 リッチー・レン セシリア・チャン ウィリアム・ソー 

    エリック・ツァン エリック・コット ほか



intro.

子供の頃の怪我がもとで、見ることも話すこともできなくなった青年。

二重苦を背負いながらも、病院で明るく働く彼に誰もが好意をもっていました。

彼が好きなのは一人のナース。ある晩、二人は流れ星を見て、それぞれ二つずつの願い事をします。

彼の願いの一つは、すべての盲目の人が目が見えるようになること。彼女の願いの一つは、彼の目が見えるようになって一緒に流れ星を見ること。もう一つの願いは互いに秘密にしていました。

しかし、不慮の事故で彼は天国へ・・・。互いに秘密にしていた二つ目の願い。

・・・天国の計らいにより、5日間だけ地上に戻ることを許された青年。

他人の目と声を借りて、自分の存在を彼女に知らせようとするのですが・・・。





意図せず手に取ったDVDがここまでいい映画だとは思いませんでした。

個人的には、「インファナル・アフェア」のサムことエリック・ツァンが出演していたことで満足だったのですが、それ以上の満足感に現在浸っています。恥ずかしながらバカ泣きでした。



死んで生き返るということで、「黄泉がえり」に近い感じもしました。

しかし、「黄泉がえり」は話が読めたけれど、「星願」は読めなかったです。

予想通りに進むと見せかけて、観ている者をいい意味で裏切る感じがたまらなくいいです。



きれいな台詞と音楽も注目かもしれません。

日本でも「星に願いを」という題でリメイクされているそうですが、期待をしすぎてはずしたくないので観ません。それくらい良かったといえる映画でした。泣いたという点に限れば、今年観た中で一番だったかな。



☆5つ。

10億分の1の男

2004-11-23 | 趣味
2001年、スペイン。

監督 ファン・カルロス・フレスナディージョ

出演 レオナルド・スバラグディア ユウセビオ・ポンセラ 

    マックス・フォン・シドー モニカ・ロペス ほか



intro.

強運を持つ人間たちが、さまざまなものを賭けて、運を競い奪い合うゲームを行う。



タイトルに惹かれて借りてみました。

運をテーマにしている点が設定として面白いなあと思いました。

現実的とはいえないですけれど。



映画の雰囲気は好きなほうでしたが、ストーリーがイマイチだったような気がしました。



☆2つ。

ファイティング・ラブ

2004-11-22 | 趣味
2001年、香港。



監督 ジョー・マ

出演 トニー・レオン サミー・チェン ほか



intro.

牛モツ麺店の若旦那トンザイ(トニー・レオン)とキャリア・ウーマンのデボラ(サミー・チェン)の最悪な出会い。



トニー・レオン、サミー・チェンの香港2大スターの共演。

「インファナル・アフェア」のファンとしてはなかなか面白いと思います。

というのも、ヤンとメリーが恋人同士ですから。



一応、ジャンルはラブコメになるんでしょうか。笑い所もなかなかでした。

話の展開はまさにタイトル通り。トンザイはデボラと出会っていい感じになるものの、

実はアイドルの恋人がいたわけで・・・女同士のトンザイをめぐる愛の戦いがはじまるのです。

女同士の争いってなんだかすごい感じがしますが、そこをコメディで和らげている感じなので、

気楽に観ることができるかと思います。



最後の終わり方は一本取られた!って感じです。

僕にとってはこういう映画が安心して観られる映画です。



☆3つ。

許されざる者

2004-11-21 | 趣味
1993年、アメリカ。

監督 クリント・イーストウッド

出演 クリント・イーストウッド ジーン・ハックマン 

    モーガン・フリーマン リチャード・ハリス ほか



intro.

銃を捨てた男が再び銃を握る。



えーと、クリント・イーストウッドが非常にかっこよかった。酒場のシーンは圧巻。

妻のおかげで、銃を捨て、酒をやめた男。妻が死んだ後も、妻を思い続ける。

しかし、あることをきっかけに一瞬だけ元に戻る。そのクリント・イーストウッドの変り様というか、演技がすごかった。



映画には関係ないけど、最近感想を長く書けない・・・。

ほんとに思ったことだけ、ちょこっと書いていく方向で。(そうしないと、続かなさそうw)



☆3つ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

2004-11-20 | 趣味
1984年、アメリカ。



監督 セルジオ・レオーネ

出演 ロバート・デ・ニーロ ジェームズ・ウッズ エリザベス・マクガヴァン 

    ジェニファー・コネリー ダーラン・フリューゲル ほか



intro.

ギャングの友情、裏切り、愛を描いた映画。少年、青年、老年と時代が交錯しながら描かれている。セルジオ・レオーネの遺作。



「沈黙ウサギの映画小話」 さんのところで紹介されていて、よさそうだなーと思って観ました。

3時間30分以上あって長いですが、観ている間は長いとは思いませんでした。観終わった後、

もうこんな時間かーとびっくりするくらい集中して観てたようです。



一回観終わったあと、自分の中で整理できてないことがいくつかありました。

(今日はもう一度見直すには時間がないので)、部分的に見直してみると、ほほう、そういうことかーってな感じでした。10年以上もかけて作った映画だそうで、(一回しか観てなくて言うのもどうかなと思いますが)よく作られた映画だと思いました。



一回しか観てないから素通りしている部分も多々あるでしょう。だから、観る回数に比例して「いい映画だなー」と思える映画じゃないかなと感じています。もう一度観たいと思える映画でした。



いまの時点では☆4つで。

龍城恋歌

2004-11-20 | 趣味
1996年、中国。

監督 ヤン・フォンリャン

出演 ウー・チェンリン ユウ・ヨン ホアン・チョンチュウ 

    リン・ウェイ ガオ・シン ほか



intro.

一家全滅させられ生き残った娘と、その復讐のために雇われる殺し屋の愛を描く。

製作総指揮にはチャン・イーモウ。



ひとことでいうならば、「赤」の映像美。イッツ・チャン・イーモウ・マジック?

チャン・イーモウが製作総指揮を担当しているので、そんな印象を受けました。



復讐したいと強く思う女。雇われた殺し屋。そして一家を全滅を指示し、殺し屋から命を狙われる男。

それぞれの抱く思いは次第に変化していきます。それが愛によってなのか、時間とともになのかは観てのお楽しみってことで。コンパクトにまとまった感じはありましたが、よかったと思います。



☆3つ。

ライフ・オブ・デビット・ゲイル

2004-11-18 | 趣味
2003年、アメリカ。

監督 アラン・パーカー

出演 ケビン・スペイシー ケイト・ウィンスレット ローラ・リニー ほか



intro.

死刑反対運動を行っていた大学教授が、知人の女性を殺した罪で死刑を宣告されてしまう。死刑執行があと3日と迫ったとき、彼は手記を書いてもらうために女性雑誌記者と面会をする。そこで、真実が語られはじめる・・・。

なお、ニコラス・ケイジがプロデューサーとして参加。



いやー、すごい結末だった。



この映画はテキサスが舞台になっているのですが、テキサス州はアメリカで死刑執行数がNO.1らしいです。そこに、疑問を投げかけているようです。すごく考えさせられました。



ほんとに衝撃でした。あまりにもすごくて最後ちびっと涙出ました。

悲しすぎる・・・。DVD買って、もう一回観よっと。



☆5つ。

荒野の七人

2004-11-18 | 趣味
1960年、アメリカ。

監督 ジョン・スタージェス

出演 ユル・ブリンナー スティーブ・マックィーン チャールズ・ブロンソン ほか



intro.

黒澤明「七人の侍」のリメイク。

村人は村を襲う盗賊たちをやっつけてもらうために、7人のガンマンを雇う。



「七人の侍」のリメイクらしいこの映画。本家を観ていないが、なかなか楽しめた。

7人のガンマンそれぞれにストーリーがあって、それもよかった。

やっぱり名作は時代を越えても名作ですなぁと感じました。



☆3つ。