中村俊茸

とあるサッカー選手の軌跡とコメント集

第23節 マラガ 2-1 エスパニョル

2010年02月22日 | 記事 エスパニョル
2010年02月22日 第23節 マラガ 2-1 エスパニョル
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0910/spain/text/201002220001-spnavi.html
 リーガ・エスパニョーラ第23節、エスパニョルはアウエーでマラガと対戦。移籍騒動の渦中にある中村俊輔は、第18節のオサスナ戦以来5試合ぶりに招集メンバーに入った。

 試合は13分、ドゥダのFKからフェルナンドのヘディングが決まり、ホームのマラガが先制。その後、互角の展開が続く中、エスパニョルは45分、ハビ・マルケスのFKにビクトル・ルイスが合わせて同点に追いつく。しかし後半に入った75分、マラガはCKから途中出場のオビンナが追加点を上げ、再びリード。エスパニョルは後半何度か決定機を作ったが、シュートはことごとくゴールの枠を外れて追加点を奪えず、結局1-2で敗れた。

 中村はベルドゥに代わって87分から途中出場。試合終了間際には左サイドのペナルティーエリア内でボールを受け、2度の切り返しでDFをかわしてクロスを上げたが、GKにキャッチされ同点ゴールを演出することはできなかった。
 以下は、試合後の中村俊輔のコメント。

■グラウンドに出たら集中して結果を出すだけ
――試合を振り返っての感想は?

 アウエーで久しぶりに自分たちのサッカーできたのは良かった。久しぶりというか、点を決められるようなところが何回かあったので、そこで入っていれば……。結局、両チームとも(得点は)セットプレーだった。セットプレーは大事だなと。

――久々の出場だったが

 こんな状況(移籍が取りざたされている状況)だから、ベンチ入りもないかなと思っていた。残り5分くらいだったけど、今日くらいの相手だったらけっこう自分たちのサッカーをできていたし、アウエーで勝ちたかった。

――どんなことを要求されたのか?

 ボランチだったけど、トップ下のように前に行って。その後、急に「左にいてくれ」と言われた。

――2度の切り返しからクロスを上げたシーンは

 センタリングはふわっとGKの逆サイドを狙うつもりだった。角度がないけど思いっきりシュートを打って、何か起きろみたいな感じの方が良かったのか……。結局、ファーに送ろうと思ったけど、GKに引っかかっちゃったから。あそこでひと仕事したかった。

――練習でも調子が良いと言っていたが?

 けがが治ってから1週間経ったんで、疲れもない。

――移籍の話も出ているが?

 グラウンドに入れば関係ないし、グラウンドに出たら集中して結果を出すだけ。そのときのユニホームを着ているチームのために100パーセントの力を出す。わずか5分だったけど全力でやった。

――中村選手の今後の挑戦は?

 まあ、やることはいっぱいあります。

――次節はアウエーでのシェレス戦だが

 練習からしっかりやりたい。