中村俊茸

とあるサッカー選手の軌跡とコメント集

「中村俊輔は進歩していない」

2010年02月11日 | 記事 エスパニョル
2010年02月11日 「中村俊輔は進歩していない」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20100211-00000009-spnavi-socc.html
 エスパニョルのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、日本代表MF中村俊輔のチームへの適応が、依然として改善されていないことを明らかにした。Jリーグへの復帰もささやかれている中村の状況について、同監督は次のように説明した。

「昨年の夏に加入して以来、彼は後退もしていないが進歩もしていない。ゆえに、グループへの適応状況は依然として改善されていない。彼にとって今が最悪の時期なのかどうかは分からないが、状況はよくなった訳でも悪くなった訳でもない。シーズン序盤とおよそ同じ状況にあると言えるだろう」

 ポチェッティーノ監督はまた、中村がチームになじめるよう、クラブは最善を尽くしていることを強調した。
「クラブは今後も、できる限りの努力をするつもりだ。われわれがすべきことは、彼が居心地の良さや喜びを感じられるよう、あらゆる手を尽くすことだ。もっとも、われわれとしては彼がチームに到着した日からそれを行い続けているのだが……」

 一方、実現するか否かは中村の去就次第とも言われているシーズンオフの日本遠征については、「プレシーズンでは、遠征を行う前に15日間の合宿期間が必要不可欠である」と、遠征実施の前提条件を示した上で、経済的なメリットにより、この遠征が実施される可能性があることを示唆した。
「その件について、わたしは多くを聞かされていない。とはいえ、この不況下においては財政面の課題がほかのいかなる課題よりも重要であり、海外遠征は常にクラブ収支の助けとなることも事実だ」